つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。このたび不定期更新に切り替えました。

【詩】待ち侘びること

我慢は期限があるから出来るものだ

 

 

そうだと気づくまでやや少しの日にちが必要だった

 

 

際限なく求められる遠慮は肩身を狭くさせ

 

 

窮屈になった心身は短いスパンで癒しを求めるようになる

 

 

20年ほど前に世紀末はやってくると信じられていたが

 

 

どうやらそれはだいぶ後になってから来るのではと感じた

 

 

兵器を使わずに平気で他人を攻撃する時代

 

 

それは有史以来の一大事なのだと思う

 

 

 

 

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どこかで自己中心的な人が眉間に皺を寄せながら社会批判をしている間にも

 

 

積もり積もった雪は雪解け水になる

 

 

そうしてすべてを流していく

 

 

根に持つのはどうやら人間だけらしい

 

 

それはいつかの自分にも当てはまる

 

 

いや それは今もなのかもしれない

 

 

 

 

わたしたちは待ち侘びる

 

 

概念としての春を

 

 

日常という名の平和を

 

 

そして

 

 

日々想うきみからの誘いを