令和3年2月の創作【短歌】
ただ生きる 起きて働き 食べて寝る 過ぎる日常 これが最上
下手な手紙は手放すための感謝の言葉 でも未練とされて時が終わる
飛びたいの 跳びたいのそうすれば スイッチが入る気がするから
もう誰も 思い出せない同級生 アルバムはネットにつながらなかった
ごめんなさい 生きてて良い訳ないんだよ だからすぐに忘れてくれ
牛はちゃんと人間を見ている そして生き方を決めていく尊さ
数字なんかは気にしない 歩数にいいね その先の稼ぎも
もう一回 やり直すと思うんだ それくらいのことをしてきたから
逢いたいと 願うこれから丑の刻 夢でもいい幽霊でもいい