つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。このたび不定期更新に切り替えました。

令和4年3月の読書感想文③ 十七音の旅 余市、北海道、日本 櫂未知子(かいみちこ):著 北海道新聞社

北海道新聞にて連載されている俳句エッセー。

俳句とエッセー(エッセイ)の組み合わせは異色とのことです。

 

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十七音の旅 余市、北海道、日本 櫂未知子(かいみちこ):著 北海道新聞

八雲町立図書館蔵

 

 

 

余市と北海道がある時点で、北海道民には懐かしさが漂います。

 

俳人である著者が題材となる俳句をあげて、その背景やご自身のことなどを語ります。

そう考えると、あげられた俳句との距離がぐっと縮まる気がします。

 

最近は詩も短歌も俳句も気軽に詠まれるようになってきたのではないかと思っています。現在でも各地域でグループがあり研鑽を積んでいるという歴史が続いていますが、ネットの普及も大いに貢献しています。今回読んだ本は季語の説明や発見もあり、充実感に包まれます。新聞紙上には創作の投稿コーナーがある(はず)なので、機会があれば投じてみようかと思います。