つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。このたび不定期更新に切り替えました。

メディアは自らの首を絞める。

北海道新聞に公告が入り、夕刊を休止する旨の通知がなされました。

 

昨今のメディアは規模の縮小を余儀なくされております。

 

背景の第一要因としては物価高騰が挙げられているのですが、果たしてそうなのか?と素朴に疑問に思いました。

 

 

その理由としては、メディアの不振と不信にあります。

偏向報道という表現があるとおり、およそ公平とは思えない報道が目立つようになってきました。それはメディアが持つ意思表示であり、公益性を求めた行動ではないのではという考えがあるようです。

 

わたしたちが希望するメディアは、片方だけを取り上げるのではなく、両方を取り上げたり、何かしらの思索を促すものであるべきだというものがあると思います。

 

しかし近年のメディアは何かしらのイメージを「植え付け」ようとしています。

それこそはメディアの操作であり、ハーメルンの笛吹きにほかなりません。

 

どこからかの指示なのかも、しれませんが、気骨ある姿勢でいられないのであれば、その先は衰退しかありません。

 

 

ネット環境が充実される一方でメディアが乱立し、目を引く内容でなければ実益が得られなくなってきたところを見ると、メディアの存在意義と言っていいものが強制的に変更されてきたような印象を持ちます。

 

メディアを毛嫌いしている人たちが、何かしら自分と共通するものが題材として挙げられたときに同調するというあべこべな現象も起きています。こうなるともう、メディアは扇動者でしかなくなります。

 

 

 

素人の意見としては、もう一度メディアとは何かというのを確認して欲しいです。

政治や経済も絡んでくることとは思いますが、私たちが本来望むメディアは、今あるものではないことは明白なのです。