つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。このたび不定期更新に切り替えました。

うちの家のねこの話。

今回は少し、我が家のねこの話をしたいと思います。

 

 

まずは恒例の、今月のねこです。

 

今月もたくさん寝ました。

 

あ、起きてた笑。

 

寝るのが仕事と言わんばかりに寝ておりました。で、人間が寝る頃になってやる気を出すんですよね。トイレ、特に大きいほうをする前のテンションは高く、意図的に飼い主を起こそうとしてるくらいの物音を立てます。そんなことも含めて振り回されながら、毎日を過ごしています。

 

 

 

うちのねこの名前は「べこもち」と言います。

名前の由来はもらってきた農家さんでつけられていた名前そのままを引き継いでいます。

その農家さんの牛舎にいつしかやってきて、半年ほど滞在した後に我が家に迎え入れています。なので野良猫だったのか、捨て猫だったのかはわかりません。ただ迎え入れた時点で目と鼻には疾患があり、目は片方ですが涙が出やすいのと、鼻は鼻炎のような症状を持っていました。

 

 

うちに迎え入れた際には動物病院へ行き、健康状態をチェックしました。ただ症状持ちだったので、駆虫などの判断は慎重に行いました。食用は旺盛で、わたしたちを飼い主と判断してからは、全幅の信頼を置いてくれるようになりました。

 

 

そんな中ですが、昨年の夏はとても暑く、人間とねこともに大きく負担がかかる生活をしていました。繁忙期ということもあり、その場から離れることが出来ない条件での就業であったため、可能な範囲で暑さ対策を施して乗り切ったのですが、ねこの食欲は大きく落ち、餌よりも水を多く摂る日が続きました。その光景を見て心配になったので動物病院で診てもらったところ、腎臓の値が大きくなっていたことがわかったため、お薬と腎臓ケア用の餌に切り替えて改善に取り組みました。その後数値は良くなったのですが、体重がなかなか増えません。食欲は少しずつ戻ってきていますが、従来の状態に戻るにはもう少し時間がかかりそうです。

 

 

ここまでの間で苦労したのは、どのような対策を行えばよいのかということ。結構苦労されている方も多いのかと思います。

 

うちのねこに関しては、健康診断を含めて診察の記録をしてありました。今回家人の要望もあり、その記録を共有したいと思いますので、参考にしていただければと思います。

 

 

 

画像はエクセルのページをJPEG等に置き換えて貼り付けしています。

エクセルそのままでも貼り付けは可能でしたが、画面のバランスがおかしくなりましたので、このように修正しています。見づらいかもしれません。ご容赦ください。

 

 

項目は症状・体重・BUN(血中尿素窒素)・クレアチニン・処方・食事・サプリ・期間中の飼い主のコメントが書かれています。

 

8月16日に動物病院で診察の結果、BUNが34.6と大幅に高くなりました。

そのため動物病院からはラプロスを処方されましたが、食事もカリカリから変更。どの餌ならば食べてくれるのかというのを試行錯誤していましたがなかなか決まらなかったので、ジプシーと記載しています。

 

約1か月後の健診ではBUNが正常値に戻りましたが、念のためラプロスが処方されています。この時点でまだ餌を積極的に食べる傾向が少なかったので、普段ドライフードであったのを一時的にウェットへ変更。加えてフードプロセッサで食べやすく消化しやすい状態に加工したうえで食べてもらっていましたが、ここでもジプシーになっています。BUN改善を目的としたサプリ的な立ち位置として「いなばforAIMチュール8g」を与えることにしました。数値は戻ったものの、視覚情報としてそんなに食べていない状況が続いたので、飼い主の心配は継続されることになります。

 

 

次の診察は2か月後になりました。

BUN安定により処方は中止。代わりに食欲増進のお薬が出ました。

これは他の方のブログでもあるとおり、一時的にではありますが、そわそわしたり、鳴き続けたり等、落ち着かない感じが出ていましたが、次第に慣れていったようです。食欲が増進したからと言って、今ある餌を食べてくれるわけではありませんでしたので、ネットショップ等でいろんな餌をチェックしては与えるという行動は変わらず。そのためこの時期もジプシーと化していました。

 

 

12月。BUN値が再び上昇します。これはラプロスを止めたのと、食欲が回復しなかったからです。こうなるとラプロス再開になるのですが、処方はせず、食欲増進の薬も出ませんでした。他に原因があったからで、歯肉炎を発症していました。このため鎮痛剤が処方されています。食事はカロリーのあるもの、と指示されましたので、カッコ書きにあるようなものを与えています。この時点でサプリ的立場として与えていた「いなばforAIMチュール8g」を1日上限の2P与えるとともに、歯周病用サプリ(粉)を与えました。歯周病用のサプリは水やぬるま湯で溶いたあと、2.5mmのシリンジを用いて与えています。ここで思ったのは、症状の悪さは連鎖反応で起きるということです。人間も同様ですが、何かひとつの不調が次の不調を招くという悪循環はやっかいです。なのでペットに限らず、人間も不調を感じたら迷わず診察にかかりましょう。

 

24年1月。

体重は相変わらず増えませんが、BUN値は安定してきました。鎮痛剤も頓服になっています。この時点でカリカリを食べることが多くなってきました。ただ歯肉炎がまだ残っているので、ねこ自身少々食べずらそうです。それでも、一生懸命食べてくれようとしています。餌は12月から再びドライに戻っています。見るからに少しずつではありますが、回復に向かっている感触があります。しかしながら完全に安心するのはまだ先。体重が戻り、歯肉炎がなくなれば、やっとふりだしです。そこからは健康を維持する体制をとっていかなくてはなりません。ただ可愛がるのではなく、しっかりと健康状態をチェックしていく必要を感じました。

 

以下は楽天における「いなばforAIMチュール8g」の取り扱いショップです。

 

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次にカリカリ。うちのねこは「ピュリナワン」がお好みのようです。

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続いてメルミルです。

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最後はキャットミルク。年齢不詳なので、シニア用を与えています。

これは受けがいいようです。

 

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長々と書いてしまいしたが、ねこのことを調べると、正直時間が足りなくなります。

そのため数日がかりで探してまとめてという作業になります。

こればかりは試行錯誤になりますが、取り組みの一例として、うちのねこのケースを忘備録として載せておきます。飼い主としても、ここからの改善を願うとともに、このブログに行きついた読者の皆様のお役に立てることが出来ればと思っています。