つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。このたび不定期更新に切り替えました。

はじめておみくじひいた。

産まれてこのかた、おみくじというものをひいたことがありませんでした。

これまではおみくじとは無縁の信仰をしていたからでしょうか。

そんなのにお金を使うのもったいないと思っていたからでしょうか。

まぁ、いろいろ考えていたんでしょうね。

 

 

先日のお盆でお寺に行った際、御籤箱というものがありまして。

無人だったのですが料金は100円。

今はどこも大変なんだろうな、と思いつつ、ネタとして引いてみることにしました。

 

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 ぼくはくじ運がとても悪いので、「凶」あたりだろうなと思っていましたら、なんと

 

「大吉」

 

を引いてしまいました (笑)

 

 

では、書かれていることをここに転記していきましょう。

 

 

ときくれば 枯木とみえし やまかげの さくらも花の さきにおいつつ

(訳:はじめは冬の枯木の葉おちて花もなく淋しく此末如何なろうかと気遣うも其内に春となって花さく如く末よき運なり何事も慎み退屈せず時をまてば必ずよし)

 

運勢:大吉

願望(ねがいごと):初めは思わしくないが後は必ずよし

待人(まちびと):おそいが来る

失物(うせもの):出にくい 人に渡る

旅行(たびだち):利少なく帰途に注意

商売(あきない):あせっては損をする

学問(がくもん):安心して勉学せよ

相場(そうば):荒れる今は待て

争事(あらそい):まかせてよし

恋愛(れんあい):誠意にこたえよ

転居(やうつり):さわがぬがよし

出産(おさん):日常の生活を規則正しく

病気(やまい):気遣いなし信心せよ

縁談(えんだん):初め手間取りて思わしからず後は叶う

 

 

以上がおみくじに書かれていた文章でした。

 

 

なんでしょう、大吉とはいっても、全部が順風満帆という訳ではないようで (笑)

注意喚起をするものも中にはありましたね。

 

ただ最初の短歌?は響くものがありました。

決して自分は凄い人間などではないのですが、まさしく枯木のような時間を過ごしてきたことが多かったのです。そのためこの歌は沁みました。これがすべて的を射ているとは・・・と考えてしまいますが、この歌に出会っただけでも収穫だと感じています。

 

これまではオラクルカード、タロットカードなどで自分をあてはめようとしましたが、おみくじは初の経験でした。お遊びに近いものではありますが、そこから得たものはお値段以上の激励でした。