函館市に2週連続で通いまして、あれこれとオーディオの導入に向けお勉強を進めてきました。
ただどうしても予算には限りがあるもので、当初考えていたのはVictorのウッドコーンシステムでした。なので予算として考えていたのは15万円ていど。しかしマランツとその時に鳴っていたスピーカーに出会ってしまったことで、選択肢を広げるしか方法はありませんでした。
おさらいとして、オーディオを導入してやりたいことは
・CDをいい音で聴きたい(主にジャズ。他にはJ-POPや洋楽、サントラもあり)
・ラジオ番組をオーディオで聴きたい(ラジコプレミアム+Bluetoothの連動)
という、いたってシンプルなものでした。
CDをいい音で、という点に関して、マランツは対応済み。
Bluetooth機能の実装についても対応済みで、幅広い選択肢から音を楽しむことが出来るようになっていました。
実は選択肢のキーとして「Bluetooth」が重要になっていたのですが、いくつか探してみると機能のバランスがうまくとれていない(と個人的に感じる)製品が多かったのです。特に高望みをしているわけではないのですが、こういったいいとこどりの製品を見つけることが出来て、本当に良かったと思っています。
というわけで、先日導入(購入)したオーディオシステムですが
・marantz(マランツ) M-CR612 ネットワークCDレシーバー(シャンパンゴールド)
となりました。
函館市のオーディオMAROさんに配達・セッティングしていただきました。
では改めて、今回導入したオーディオを紹介してみることにしましょう。
marantz(マランツ) M-CR612 ネットワークCDレシーバー(シャンパンゴールド)
◎Specifications ※スペックについては製品カタログを参照し記載
〇CDプレーヤー部
再生周波数特性:10-20kHz
ワウ・フラッター:測定限界(±0.001% W.peak)以下
〇オーディオアンプ部
定格出力:50W+50W(6Ω、1kHz、THD+N0.7%)
実用最大出力:60W+60W(6Ω、1kHz、THD+N10%、JETIA)
適合インピーダンス:4~16Ω
入力感度/入力インピーダンス:200mV/30kΩ(Analog In)
全高調波歪率(1kHz、5W、6Ω):0.1%(Analog In)
S/N比(10W、6Ω、IHF-A):90dB(Analog In)
Dynamic Bass Boost:+8dB(100Hz)
トーンコントロール:低温±10dB(100Hz)、高音±10dB(kHz)
周波数特性:10Hz~40kHz(±3dB)
音声入力端子:アナログ×1、光デジタル×2
音声出力端子:アナログ(固定/可変)×1、サブウーハープリアウト×1
ヘッドホン×1
その他の端子:ネットワーク×1、USB-A(リア)×1
FMアンテナ入力×1、AMアンテナ入力×1
〇無線LAN
ネットワーク種類:IEEE 802.11a/b/g/n 準拠 (Wi-Fi準拠)
セキュリティ:WEP64bit、WEP128bit、WPA/WPA2-PSK(AES)
WPA2-PSK(TKIP)
無線周波数:2.4/5GHz
バージョン:3.0+EDR
対応プロファイル:A2DP1.2、AVRCP1.5
対応コーデック:SBC
送信出力:Class1
通信距離:約30m(見通し距離)
〇チューナー部
受信周波数帯域:FM76.0-95.0MHz、AM522-1629kHz
〇総合
消費電力:55W
待機電力:0.3W/4W(ネットワーク制御・オン)
付属品:かんたん設定ガイド、取扱説明書、リモコン(RC014CR)
単4形乾電池×2、FM室内アンテナ、AMループアンテナ、電源コード
最大外形寸法:W280×H111×D303mm
質量:3.4kg
スペックの詳細不明ですが、1本の重さは約10kgあります。
導入はもう少し先だと思っていましたが、いろんな偶然が重なりました。
まずマランツのM-CR612ですが、すぐに手に入るという訳ではなく、入荷次第の購入ということになっています。確かに予備調査をした際も、1~3か月、または数か月待ちの状態になっていました。
ではなぜすぐに入手できたかと言いますと、もともと他のお客さんが事前にオーダーしてあったものなのだそうです。しかし商品到着直前に「他の機器にしたい」という変更を受け、在庫となった直後であったそうです。店舗訪問1週目には在庫がなかったのですが、訪問2週目には在庫が発生しておりました。この時点で迷う必要はなくなっていました。
次にJBLのスピーカーですが、こちらは中古になります。
これも1週目と2週目の間に、下取りでお店にやってきたものだそうです。
事前の調査では、ジャズを聴くにはJBLと言われていた時期があったそうです。
スピーカーも日進月歩の世界であり、音の追及は留まるところを知りません。
このスピーカーに決める前は、おおよそこのようなメーカーのスピーカーを試していました。
・JBL(その他のスピーカー)
・B&W
・DALI
・KEF
・TANNOY
など
どれも特徴的で、聴けば聴くほどいい音がします。
おそらく調べれば調べるほど、考えはまとまらなかったと思います。
そしてこの中から候補を決めようかな、どうしようかな、と思っているときに、案内されたスピーカーが今回購入した中古のJBL4312B MkⅡでした。
お店で音を出していただいたのですが、低音も自分が望むものでありましたし、高音も遜色なし。そして適度に鳥肌が立っている。鳥肌が立ちすぎると疲れるかな?と勝手に想像しているのですが、このスピーカーはどれも適度であると想像しました。
聞けばこのスピーカーはおよそ20年前のものらしく、見れば大きな傷などもなく、大切に使われていたことがわかります。お値段も予算の範疇内(しかもお手頃)だったので、自宅に戻り、家人に話してから電話で購入する旨を伝えました。
総額も予算内に無事おさまり、内心ホッとしております。
おこづかい貯金の範囲で、今の段階でですが、理想のオーディオを迎えることが出来ました。
オーディオで音楽を聴きますと、音の幅の広さに驚かされます。
ものすごい情報量です。
これまで聴いてきたCDが、まるで別物の作品に感じました。
この音を耳にしますと、もう手放したCDはどのような音が流れるのだろう、と未練を抱いてしまいます。しかししょうがないです。聴きたくなったら、また購入するとします。
すでに書きだめているレビューもありますが、この時点からのCDレビュー(僭越ながら、整理棚からひとつかみという名目にさせていただいております)は、すべてこのオーディオから流れる音を浴びてのものになります。ラジオ番組の紹介についても同様となります。
ステイホームが推奨される2020年となっていますが、棚にあるすべてのディスクを順番に聴いていきたい衝動に駆られる、新しい仲間を迎え入れた冬の前の出来事でした。
※2020年12月6日
・マランツのオーディオについて、スペックを追記(カタログ参照)
・JBLのスピーカーについて、質量を追記