昨年ですが、自宅のオーディオを新調したことは既に書いていたのです。
その後テレビと線をつなげ、ホームシアター仕様にしました。
そのため、テレビをつけますと、自動でオーディオの電源が入り、テレビの音あスピーカーから流れるようになっています。
このスタイルになったのには事情があり、
台はかつて自宅で使用していた壁面収納を利用しています。
オーディオが入っている場所にテレビが入るはずなのですが、高さの関係から台の上に設置しています。
写真では、スピーカーは台座に直に設置しています。
その下にはレコーダーがあり、更に下の引き出しにはCDやケーブルを入れております。
使用環境としては満足いくものではないのですが、それでも音の環境は飛躍的に良くなりました。もう「段違い」なのです。
テレビの音もそうですが、CDやラジオを聴くときなどもそう。
気づけば、どんどん音を「浴びる」ようになっていました。
音を聴くのが辛かったことがあった
オーディオを入れるまでの環境と言えば、ほぼPCです。
以前にコンポを持っていたのですが、その時はあまり音に対するこだわりは持っていませんでした。だからPCからの音でも聴くことが出来たのだと思います。
これまではそれでよかったのですが、段々と音楽を聴いても感動というか、反応が少なくなりました。だから新しいアルバムを買っても・・・という感じ。そうこうしているうちにPCのドライブがうまく作動しなくなってきたことから、オーディオの導入を考え始めたのです。
音を「聴く」だけじゃなくなった
オーディオを入れたことで、聴こえてくる音ががらりと変わりました。
気づけば、持っているCDをとっかえひっかえでかけていました。
聴こえてくる音が、負担に感じませんでした。
どんどんどんどん、スピーカーから音を流していました。
気づけば、音を「聴く」から、「浴びる」に変わっていました。
これは、いい反応なのだと思います。
改めて音楽の世界に浸る
オーディオシステムは、毎日稼働しています。
昔ほどではありませんが、CDラックに入っているアルバムを持ってきては、次々とかけています。ただ大音量はまだ耳が慣れていないので、そこは徐々にといったところです。
最初はジャズを中心に聴きこんでいきたいと思っていました。
この時は高音よりも低音が欲しいと思っており、JBLのスピーカーに出会いました。
ただ驚いたのはお店でこのスピーカーを視聴した際、ボーカルの響きがとてもよく感じたのです。それは自宅に導入しても変わらぬ感動を与えてくれています。
とある日に聴いたディスクは3枚。
1枚目:ジョン・コルトレーン 「マイ・フェイバリット・シングス」
(デラックス・エディション)
2枚目:小谷美紗子 「宇宙のママ」
3枚目:スイート・ジャズ・トリオ with イザベラ・ラングレン
「Why Try To Change Me Now」
結構昔の作品もありますが、遜色なしです。
オーディオ導入は、「夢」のひとつ
小さい頃は自分の部屋というものがありませんでした。
兄弟がいたので同じ部屋でした。引っ越ししてもそれは同様でした。
そのため、凝ったことが出来ませんでした。
学生時代は、コンポをはじめとしたオーディオに憧れました。
そんなに音楽好きではなかったのですが、ステータスだと感じていました。
ゲーム機なんかと同じですね。
それから対象は車に変わり、あれに変わりこれに変わり・・・
そして今、回りまわって、夢のひとつを叶えることができました。
この年齢になっても、夢を叶えることは出来る。
それは紛れもなく、諦めなかったことと、努力の賜物だと感じています。
何もせずに、何かを来ることばかりいては、このようなことは終ぞ訪れなかったと思います。
これからも、どんどん音楽を聴いていきます。
クラシックも聴いてみたいなと思いますし、日本の伝統芸能を堪能してもいいのではと思います。
可能性は、まだ終わっていないのだなと感じています。