つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。このたび不定期更新に切り替えました。

文句で手放すか、それとも楽しんで手に入れるか。

メジャーリーガーとして活躍している、大谷翔平選手のドキュメンタリー番組を見ました。

 

2021年シーズンは飛躍の年でしたが、ここまで来るのに相当の苦労と努力を重ねてきたのだなと改めて感じました。

 

 

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今シーズンは、ファンとしては惜しいと思いつつも素晴らしい成績だと思いましたが、当の本人は「これが最低ライン」とあっさり。来シーズンはこの成績が基礎となり、更なる成績を残していかなくてはならないと、先を見据えていました。

 

そしてこの番組で注目点となったのは、どのようにして大谷選手はつくられていったか、になります。それは指導者であるお父さんとの「会話のキャッチボール」が大きく影響していたことが語られています。また、野球に対する姿勢も重要であることを繰り返し説いていたというお父さんの指導方法は、結果として個人のあらゆる点を伸ばすことにつながりました。

 

 

文句(批判)はすべてを「止める」

 

番組を見ていて思ったことは、「否定的な内容」が一切なかったことです。

すべてを課題と発見、反省点などと捉え、前身の材料としていました。

理由はただひとつ「野球を楽しむため」だと感じます。

 

このような姿勢もあれば、批判ばかりする姿勢の人もいます。

どちらが建設的で、期待できる未来を持ち合わせているか、考えさせられる内容になりました。

 

 

楽しめば「いつか開ける」

 

大谷選手だけの問題ではなくて、誰にでも可能性のあることだと思います。

仕事をしていれば、どうしても文句や批判は出てきます。

しかし、そればかりでは「前に進み」ません。

であるならば、どんな苦境に置いても、発想の転換で「楽しむ」ことも手だと思います。

 

楽しめば、物事の捉え方が大きく変わります。

そこから見えてくるのは、発見であり課題だと思います。

「どうすればよくなるか」

という共通の問題提起は、個人の成長を大きく助けることになります。

それに応えない社会があるからなのかもしれませんが、だからと言って個人の成長を止める理由にはならないと思います。

 

 

自分に降りかかる出来事をどのように感じ、どのように処理してくか。

批判ではなく、楽しむことで、周りの環境を大きく変えていきたいなと思わせてくれた時間でした。