個人的には、宗教（スピリチュアルではない）の経典を読みたいと思うことがあります。理解度は低いですが、触れ続けることで、何かしらの気づきがあるのではないかと個人的に考えているためです。
ガーンディー聖書 エルベール：編 蒲穆：訳 岩波文庫 個人蔵
インドの独立運動に大きく関与したガンジー（ガーンディー）の思想がよくわかる一冊。聖書とありましたが、ガーンディーが説く思想書といったもののようです。
しかしながらこの書には現代における低俗した宗教やスピリチュアルをかんたんに論破する純真さがあります。読み進めていくと、哲学のようにも感じますし、倫理とも受け取れます。それくらいの大きさ、広さを持ったものではないかという感じがしました。
この書を以て何か言を残し、表明することは今はできませんが、何度も読み返していくことで、自身の人生に対して何らかの支えになっていけばと思います。考えることの刺激を教えてくれた良書でした。
