仕事でですが、冬の放牧地/採草地に入りました。
移動はスノーシューのため、目的地までかなりのショートカットを行っています。
これは冬の間だからできることで、降り積もった雪が川と川をつなぐ橋になっていたり、踏ん張って上ることが出来る雪壁になっていたりするので、足元を確認しながら移動を行いました。この時期だからこそできる醍醐味でもあります。
以前にも書きましたが、冬の間のウォーキングは、こういった場所も別世界になります。
まず樹が低く感じます。理由は雪が高く積もっているからです。
そのため川が見づらくなります。川岸にもたくさんの雪が積もるからなのですが、代わりにもたらすのは夏季を上回る静寂です。
熊はこの期間、冬眠しているはずなので安心して(一応の心配はしています)入りました。また往復1時間(ショートカットで)の距離のため、よほどの悪天候でなければ、山に入ることが出来ます。
仕事がある程度落ち着いていて、山に出ることが出来るタイミングを窺いながらのため、そう頻繁に入ることはできませんが、個人的にこの時間は大切だと感じています。
雪解けまであと数回、冬の山に入りますが、その時にも貴重な体験が出来ればと思います。