久々にヒグマに関する本を買い求めました。
この本は刊行当時、かなり注目されたと記憶しています。
神々の復讐 中山茂大:著 講談社 個人蔵
住んでいる場所が、熊を含めた野生動物の生息地に近いこともあり、移住後は羆(熊)や自然環境等に関する本を買い求めて読んでいます。現在では特段何かをするわけではありませんが、ただただ理解を深めていくだけに留めています。
本書は「人を喰った羆」を題材とし、それぞれの事件を解説するとともに、時代背景を明らかにした一冊となっております。どうしても「三毛別事件」に代表されるように、羆が人を襲ったということにのみフォーカスが当てられますが、背景の考察も加えられることにより、どうしてそのようなことが起きたのかという遠因のようなものが見えてきます。
原因があるからこそ結果がある。
何事もそうなのです。