ひさしぶりの記事になります。
現在自分の担当業務においてはワンオペで仕事をしております。
いろいろ考えながら日々業務を行っていますが、頭の中で仕事を進めることが増えたため、身体の疲労というよりは頭の疲労感が半端なく増えました。
適度に休養を(ときには強制的に)取るようにしていますが、どうすればこの状況でコントロールすることが出来るだろうかと、業務以外の時間で考えることが多くなりました。そのためか睡眠時間も短くなり、熟睡出来ている実感が少なくなってきています。
このままでは潰れる。
そうなりたくはないことを自覚していますが、大きな流れやうねりに飲み込まれるのではと思うと、どこかの段階ではどうにもできなくなるのではという危機感を常に抱いています。
大崩れしないためにも、食生活や睡眠は積極的にとる(最近削りがち)ことを心がけていますが、それだけでは単調になってしまいます。録画したビデオを見ることなども、本や新聞を読むことも、今ではままならない状況です。それでも何か、自分自身で自分の支えになるものを用意しておかなくてはなりません。そう考えたときに出てきたのは音楽です。短時間でも長時間でも、音楽はその世界に浸ることが出来ます。今はこの音楽の力を借りて、日々を生き残っていこうではないか。そんな流れになり、曲のピックアップをはじめたのです。
曲は既にtwitter(現X)で1日に1曲ツイート(現ポスト)しており、ここではそれをまとめたものを記録として残していきますが、ボーナストラックとして1曲追加するとともに、懐かしい記憶として、カセットテープのように「side:A,side:B」という表記で1週間分の楽曲を2回に分けることにしました。カセットやMD、CDといった媒体は記録可能な時間が決まっていましたので、その枠内にどんな曲を入れるか、せっせと考えていた青春時代がありました。そんな楽しみをこの年代で再び感じつつ、かつ生き残る(表現が強すぎですが)ために、今この時点で力になってくれる楽曲を選びました。
前置きが長くなってしまいました。それでは楽曲をどうぞ。
個人用心身高揚楽曲(bless and battlesong)
1日目:MOMENTUM / DAI MIYAMOTO MOMEMTUM(BLUE GIANT)
composed by Yukinori Sawabe
Julius Rodriguez - piano, band leader
Emilio Modeste - saxophone
Jermaine Paul - bass
Myles Martin - drums
漫画「BLUE GIANT」において、主人公宮本大がアメリカで活動中にかつてのバンドメンバー、沢辺雪祈と出逢う(EXPLORER~MOMENTUM)。
大との時間を過ごした雪祈は、大のための楽曲を書き下ろす。
劇中ではライブ時に雪祈がこの楽曲を演奏し、事故で負傷した腕(または指)を解放して聴衆の度肝を抜いた。
コミックスを読みながら楽曲を聴いていただくのがおすすめ。
個人用心身高揚楽曲(bless and battlesong)
2日目:The Place Has No Name / ストレイテナー
ホリエアツシ:Vo/Gt/Key
ナカヤマシンペイ:Dr/Cho
日向秀和:Ba
大山純:Gt/Cho
バンド名の意味合いとして、「真っ直ぐにする人」とのことらしい。
本楽曲はテレビ東京で放送されたドラマ「不便な便利屋」のテーマ曲となった。
脚本&監督は「北海道のミスター」こと鈴井貴之。
ロケ地は北海道赤平市。
豪華なキャストに支えられた作品となり、北海道民の多くが視聴したとも。
ミスターの作品とあり、TEAM NACSの各メンバーがゲスト出演することでも話題を呼んだ。
ちなみに主要キャストの名前(役名)を見ると、「松竹梅」となっていた。
本作、大ヒットとはならなかったとのことだが、個人的にはお気に入りの作品。
個人用心身高揚楽曲(bless and battlesong)
3日目:融雪 / THE SIXTH LIE
Arata [Vocals]
Reiji [Guitars&Programming]
Ryusei[BASS]
Ray [Drums]
2015年結成。通称は「T6L」とのこと。
電子ロック、ダブ、ヘヴィ等多彩な音楽面を持っている。
当人はこの曲くらいしか聞いたことはないが、ヴォーカルもさることながらバックバンドの音がいい。
融雪に関してはドラムがよく効いていて、ギターとベースはやや抑えめのマスタリングになっているだろうか。
ヴォーカルのキーや声質は高く細い印象だったが、バンドの音がよく引き立てていると感じた。
融雪という表現はなかなか聞かない。
しかし、生きているといろんな出来事に遭遇する。
融雪のような出来事が訪れれば、後悔も減るのになと思う。
当楽曲はアニメ「ゴールデンカムイ」3期エンディングテーマ。
心身高揚のためと言いながら、メッセージが強い楽曲を選びがち。
個人用心身高揚楽曲(bless and battlesong)
メジャーデビューシングル。97年リリース。
松たか子は月9でよく見た女優さんで、好印象だった記憶がある。
当時木村拓哉とのコンビは最強に思えた。このふたり結婚するんじゃとまで思った。
松さんのお父さんである松本幸四郎(当時)さんも凄い俳優さんだと思って見ていた。
木村拓哉の結婚相手は工藤静香だと知ってはいるが、松たか子の結婚相手は誰だろうと思って調べたら、なんと佐橋佳幸。長く山下達郎・竹内まりやのバンドメンバーとして活動してきた人ではないか。かろうじて22年のツアーでそのプレイを見ることが出来ていた。
恋のうただが、3日目に融雪を持ってきたので、雪が融けたら次は春、ということで選曲。
恋愛ではないが、春が来たら(もう初夏に近いが)、誰かに会いにいくのも悪くないと思う。
融雪から春に時間が流れるとともに、絡まってしまった糸が解けていくのではないかと祈ることがある。
喪ったものを取り返すのは難しく、また叶わないかもしれないが、わだかまりを解消するための努力をすることは決して無駄ではないと思う。
それもすべて、後悔を増やしたくないという想いからなのだ。