つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。

100グラムでもいい。少しでも「家」を「こころ」を軽くすることで「良い方向」へ向かうなら。

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ガラクタ整理 Season3をお送りしています。

ガラクタ整理師の竹内清文さんの本「ガラクタを捨てれば人生はすべてうまくいく!」を読んでの実践。これまでの片づけとは違うものを感じながらひとつひとつのモノを整理していきます。札幌市中央区に移ってからは初めての整理になります。

今回は初めて「モノ」と「モノに込めたエネルギー」について考察しています。

ガラクタ整理の時期は平成27(2015)年 12月となっています。

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実質3週間ほどの時間をかけて行った3回目のガラクタ整理。

 

 

 

年末ということもあり、随所を掃除しながら整理する流れで行っていきました。

札幌市厚別区から中央区へ移り住み、これが最初のガラクタ整理でしたが、厚別区に住んでいた時のものも整理の対象となって多く出てきたのが驚きでした。

 

住みはじめた当初は収納箇所も極端に少なかったので「モノはそんなに増えないだろう」と思っていたのですが、いざ整理してみると出るわ出るわの大行進。札幌市指定のごみ袋で10リットルというタイプがあり、これは1パック10枚入りなのですがそれをこの整理で使い切る(しかも2セット!!!)ほどの勢いがありました。

 

 

 今回出したガラクタの一部

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 ダンボールは6箱⇒すべてブックオフ

黄色いゴミ袋は燃やせるゴミの一部(ダンボールの隣にある袋に卒業アルバムが入っています)

 

その他のゴミは定期的に通常のゴミの日に出しました。

 

 

 

 

改めて今回のガラクタ整理を振り返ると

 

 

モノよりも「心」の整理が進んだ印象を受けました。

 

 

 

こんまりさんの本では「片づけをすればいいことが舞い込む」という方程式がじぶんにインプットされ、実行してみたら実際に「いいこと(転職が出来た)」が来ました。

 

それと比べると今回に関しては特段「いいこと」への意識はなかったのです。

「整理」するんだから、そのご褒美として何か「いいこと」もたらしてよね~という気持ちにすらなっていなかった。ただただガラクタ整理に没頭していました。ガラクタを処分することだけを考えていました。

 

 

整理を始めてみると、予想していた以上に「これはガラクタ」と判断できたモノがありました。

 

 

 

その背景を整理しながら考えていくと

 

 

 

 

「現代は、モノをとにかく多く持たせようとする時代」なのだという考えに至りました。

 

 

 

 

○○にはコレがいいですよ!とか

 

○○で1日スッキリ!とか

 

○○で補いましょう!など

 

 

日々の生活をサポートするものを中心に日々様々な商品のアプローチが行われています。

 

 

それを特に意識していないと、一気にモノが周りに増えていきます。

棚も、机も、いろんなところがぎゅうぎゅうでぱんぱん。

 

それならばと新しい家具などを買ってきて収納場所を作り、そこに収めていく。

 

 

 

でも、モノが増えるのはそこで「終わり」ではないのです。

際限なく、モノは増えていきます。

 

そうなると自宅の中でも「収納場所」を作るスペースがどんどんなくなり、最終的には収集がつかなくなる。整理はしたいと思っても毎日忙しくて・・・のひとことがさらに拍車をかけ、モノは増えていき、生活空間は「ずっと」すっきりしない状態が続くのです。

 

 

 

それを「わかってはいるけれど」と思いつつ手をつけないのはなぜでしょうか?

忙しいからですか?そのままでも実害はないからですか?

 

 

 

 

わたしたちはとかく「目に見える影響」には敏感で

「目に見えない影響」にはどんだけ~というくらい鈍感です。

 

 

 

 

 

 

 

そうなんです。

 

 

ガラクタは「目に見えない影響」をわたしたちに及ぼします。

 

 

 

 

 

 

いま、多くのかたの生活が不安定な理由は

 

 

「ガラクタ」があるからだと断言します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「嘘言うなや」

 

と、鼻で笑う方がいらっしゃるかもしれません。

 

 

 

じゃあ、その方は仕事も「順調」で家の中もモノが多すぎず常に「すっきり」していて、時間に追われることなく毎日を充実に過ごしてらっしゃるのだと思います。もし違うのであれば、その方は何か「特別なこと」でもない限りその苦境から脱することは出来ないと考えているのではないかと思います。

 

 

なんでガラクタが生活を不安定にして、わたしたちの「目に見えないところへ影響を及ぼす」のかといいますと、

 

 

 

最初はみんな「モノ」です。

じぶんが使いたくて自分の家などの空間に集めてきます。

 

そのうち、長期間使わないものが「必ず」出てきます。

その時点で「モノ」から「ガラクタ」へ変わります。

使わない=価値がない=「ガラクタ」という考えです。

 

ガラクタが多くなると、普段使っているモノの把握が難しくなります。

なぜならガラクタは、普段使うものの中に混在しているから。

ガラクタの中から「使うモノ」を探し出さなくてはならなくなります。その時は使うモノのある場所を確認できますが、使わないモノ=ガラクタは、どんどん増えていきます。

 

 

 

 

 

じゃあ使うものだけ集めて、使わないモノはそこから移せばいい。

 

 

そう。移すだけでなかなかわたしたちは「捨てない」のが実情です。

ではなぜ捨てないのでしょうか。

 

理由は

 

・まだ残ってるから

・まだ使うかもしれないから

・高かったから

 など

 

と、未確定な「未来」についての心配をついしてしまい、結局処分しないまま長い期間が経過することになり、ついにはその「繰り返し」が起こって、使うモノよりも「ガラクタ」の割合がとても大きくなるのです。

 

 

そうなってくると「把握」が困難になります。

あれどこだっけ?と探してしまう時間が増え、他のことに回す時間がなくなります。

時間がなくなると必要なものを探すより「新しく買ったほうが早い」と判断してしまったり、逆に「溜める」クセがついて特に目的も意欲もなくネットで買い物をついついしてしまいます。ですがそれを「使わない」ままガラクタの肥やしにしてしまう、いわゆる「負のスパイラル」に陥ります。

 

ここに「浪費」や「不衛生」などの原因が潜んでいることを、どうか感じてほしいのです。

 

 

 

この癖が「職場」でも同様に起きていたら。

それは効率の低下につながります。自分が創りだすのではなく、時間に追われる仕事になります。「把握」が出来ない状態なので、目前にまで迫ってきて焦りだすという流れに陥りやすくなります。「燃費が悪い車」のような状態になると思ってください。

 

 

 

では「改善」するためにはどうしたらよいのか。

 

 

 

 

パワースポットに行く?

 

 

 

自己啓発セミナーに参加したり、本を読んだりする?

 

 

 

スピリチュアルな力を持った人に見てもらう?

 

 

 

厄除けの置物を買う?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いいえ。

 

 

 

「ガラクタ整理」をして、じぶんの周りの環境を「把握」できるよう、努力を重ねてください。

 

 

 

 

何か目の前の大きな問題を改善するためには、じぶんより上の存在が何かしらの体制を整えてじぶんたちの負担を軽くしてくれないとだめだ、といった風潮や幻想が現代にはあります。

 

もちろん、個人ではどうしようもできないことに関しては「国」や「地方自治体」といった大きな存在に任せるしかありませんが、個人の問題に関してはやはり「個人」でしか解決はできないと思います。むしろ、誰かに頼ることをせず、自分で打開する気持ちがなければいけないのかもしれません。

 

 

幸せになるのも、不幸になるのもやはり自分次第なのです。たとえパワースポットに行って「エネルギーをもらった」としても、あなたの中にエネルギーを入らせまいとする「ガラクタ」があったならば、まったくの無意味になるからです。

 

 

ガラクタは、あなたの周りを囲む「壁」のような存在です。

どんなに普段「頑張って」いたとしてもその「壁」に阻まれていたならば。

せっかくの頑張りも「限定的な効果」でしかなくなり「正当な評価をされていない」と思ってしまうことにもつながりかねません。

 

 

ガラクタは、あなたのからだにのしかかっている「重り」です。

どんなに「幅広く活躍したい!」と思っても、その重りがあなたの活躍を「制限」します。

意欲はあってもそれがなかなか「実現」しなければ、そのタイミングの合わなさを嘆き悲しみ、やがては「諦め」につながってしまうかもしれません。

 

 

 

 

 

誰にでもできる「何ら特別ではない」ガラクタ整理が、これまでの、そしてこれからの生活を大きく変えることができるとしたら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それだけで「わくわく」してくるのは、わたしだけでしょうか。

 

 

 

 

竹内さんの師匠に「カレン・キングストンという方がいらっしゃいます。

 

国際的に有名な、ガラクタ整理のプロフェッショナルです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そのかたのことばに

 

 

「もたないことが安定」

 

 

というのがありました。

 

 

 

 

 

 

現代はいろいろなモノを「持たせようとする」時代です。

 

それはモノだけではなく「不安」や「劣等感」なども同時に持たせます。

 

それを補うためにまた新しいモノを「持ってしまう」。

 

 

 

 

 

 

そんな生活を、どこかで改めるタイミングが必要なのだと思います。

 

 

 

今回のガラクタ整理では図らずも自分の「内面」に触れることとなりました。

 

卒業アルバムを捨てました。

本もCDも処分しました。

思い出の手紙も捨てました。

 

そこから見えてきたのは「過去のじぶん」にしがみついたり、陶酔したりしていた自分でした。他には不安や劣等感など、いろんな感情がごろごろ出てきました。

 

 

ガラクタを1つ整理するごとに、その感情も整理していく。

そうすることでシンプルになり「すっきり!」とし、自分がブレなくなります。

そんな「クリア」になっていく自分を待ち受けているものは何か。

 

それは、今まで滞っていた、自分を「押し上げる波」なのだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

100グラムでもいい。

 

家にあるガラクタを減らす。

 

 

そうすると、100グラムぶん、自分が身軽になる。

 

 

 

 

 

家もあなたもあなたの「こころ」も身軽になっていくことで、動き出す「夢」や「意思」があります。それはずっと忘れていたことかもしれません。

 

しかしその過程のなかでもし「思い出した」のであれば、それは本来持っていた「動機」から生まれた「夢」であることは間違いないと思います。

 

 

 

 

夢があるなら。

 

 

 

 

重い腰をあげて、 ひとつでもいいのでガラクタを整理してください。

それはやがて、その「重い腰」をも整理することができます。

整理した先にある「忘れていた気持ち」を、どうかもう一度手にしてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次のシーズンでは急ぎ足になりますが、今年の2月と3月に上京して受講してきた

 

「モノ&メンタル スペースクリアラー講座」受講期間中のガラクタ整理について書いていきます。

 

 

 

 

 

 

 

この期間中に、わたしは「とても大きなもの」を手放します。

 

 

 

その事実をどう解釈していただけるかはまったくわかりませんが、それを含めたここまでの「ガラクタ整理」が自分に何をもたらし、何を変えていくのかを是非ご覧ください。

 

それに共感し「わたしもガラクタ整理やりたい!」と思っていただければと思います。

 

 

 

 

ガラクタ整理 Season3、これにて終了です。

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

4月開催の各種ワークショップ、参加者募集中です。

 

maruyamabase.hatenablog.jp

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「きょうのオラクルカード」

点描画アーティストで東京在住の秋山峰男さんの画と、ヒーラーでセドナ在住のクレッグ・ジュンジュラスさんのリーディングによる共作「インスピレイショナル・マンダラオラクルカード」を使用。1日に1枚ランダムに引いています。ここで綴っている文章は、わたしがそのカードから伝わってくるものを書き起こしたものです。

現在は「今日わたし以外の誰かに1枚のカードを伝えられるなら、わたしにそのカードを引かせてください」と念じて行っています。

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遅くなりました。

 

きょうのカードは

 

 

No.56「ハイヤーセルフ」

 

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キーワードは「天上の存在」「真のスピリチュアルな自己」「神聖なる自己」

 

 

 

 

 

ハイヤーセルフは常にわたしたちの「なか」に居ますが、つながるためには何か特別な儀式等をする必要はないと思っています。

 

過去の修行者たちはその身を厳しい環境に置いてその感性を磨き鍛えましたが、現代のわたしたちはそこまでしなくても「普通の努力」を重ねることで、そのような「感性」を開花させることが叶うのだと思います。

 

 

プロ野球選手も、プロサッカー選手も、オリンピックに出る選手でも「普通にできる努力」の積み重ねでここまで来ています。自覚あるなしは別としてそこには「じぶんを信じる」という「軸」がしっかりとあり、そこに集中をし続けることができているからこそ「高める」ことが出来ているのだと思います。

 

 

 

じぶんを「信じて」「諦めない」こと。

 

それが「本来の自己」とつながるための一歩なのだと思います。