つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。

【詩】吹き下ろす風はただ強く

朝から晩まで風が吹いている

 

 

 

 

風の音が ついには雪を運んできた

 

 

少しながらでも晴れていた空が一気に曇っていった

 

 

明るさを失くした世界は 無ともいえる白に包まれていく

 

 

それをもたらした風は ただただ強かった

 

 

 

f:id:maruyamabase:20191203214824j:plain

 

 

風は隙間から入ってくる

 

看板を叩き

 

ガラス戸をドラミングし

 

換気扇のフタを打ち鳴らす

 

建物の熱気を奪い

 

わたしたちのやる気を失くす

 

そんな中でも

 

外に出なくてはならず

 

身体を白に同化させながら

 

 

風の強さに抗っている

 

 

 

 

 

その風は上から目線でわたしを押さえつける

 

しかしわたしは無価値ではない

 

そう思っていて実は勘違いしている人の多くは

 

自分の正しさのみを前面に出して他人に一切頭を下げることなくのうのうと生きている

 

 

絶対的な位置にいると勘違いしているこそ為せるのだから怖い

 

 

 

 

だから

 

 

 

 

風が止んだ時のことを待っていればいい