つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。このたび不定期更新に切り替えました。

【詩】あこがれはその小さな背中越しに

小さい人間が自分よりも大きな人間を翻弄する

 

その姿はまるで魔法のように見えた

 

もしくは忍者かも

 

テレビを見ていて これまでにないわくわくを感じた

 

その姿はいたって真剣で

 

絶対に無理だという思考が存在しない佇まいだった

 

 

もちろんたくさんの苦労はある

 

そこまでの苦労をしなくてもいいだろうという話はある

 

誰もが楽して安心したいし

 

誰もが楽してお金や愛を得たい

 

何かを犠牲にすることを拒みつつ得するものを狐のように狙っている

 

そうなってしまった広い畳の世界で

 

あこがれの小さな背中はどんな技を魅せるだろうか

 

 

努力は叶うこともあれば叶わないこともある

 

ひとつの事象で見てみても

 

努力が実ることもあれば 無駄だったと視線を背けられることもある

 

しかしその背中越しに見える景色は

 

目先の名誉や利益などではなく

 

地球を救うような何かを追い求めているような気がする

 

 

 

その小さな背中は

 

たくさんの人を乗せてきた

 

逆にその背中は

 

地面につくことは少なかった

 

その小さな背中に何かを乗せて

 

何かを体現しようとしている姿を

 

多くのひとがただあこがれたわけではない

 

誰もがその小さな背中になろうと進んでいる

 

 

 

その小さな背中越しに見える景色は

 

自分を信じるという強い気持ちの先送りだったのだと思う

 

 

その小さな背中は

 

他の誰よりも広く大きかった

【詩】それは宝石でも敵わず

選んだ場所と時間はその人にとっては特別なもので

 

ただ闇雲にスマホをいじってしまうこととは異なる

 

後者は夢遊病のようなものになってしまうが

 

前者は間違いなく自分の意思が関係している

 

世間がどのような環境であれど前に進みたいと願う人はいる

 

それは100年前も同じことで特に大きな変わりはない

 

 

 

実際に選んでみると過ぎてゆく時間は新幹線より速い

 

しかし経験したことは乗車時間よりも長くそして充実している

 

車窓から眺める景色もいいけれど

 

自分の手足を使って感じ取ることの巨大なことか

 

画面を通して知ることも素晴らしいが

 

心身を捧げて培うことには遠く及ばない

 

それを誰もが知っているはずなのに

 

遠くの匿名が発した言葉を真実と受け止めてしまいがちだ

 

生きている人は誰も死後のことは知らないのに

 

あたかも一度死んで来たような口ぶりで話す

 

冗談のようなことが実際にある

 

残念だけれど実際にある

 

それもまた 望んだ結果なんだけど

 

 

 

わたしたちがこの目で見るもの聞くもの触るもの

 

それがこの世界のすべてであってすべてではない

 

それはお金よりも宝石よりも

 

確かな輝きを放っている

 

目に見えない何かが

 

わたしの中で光り続ける

【詩】春は、風。

林の向こうから風が吹く

 

時には温かみを そして時には冬へ戻すゆりかごを

 

ゆるやかな またときには激しい流れで

 

あらゆるものを運んでくる

 

 

鳥たちの声がにぎやかになり

 

土と花の匂いが立ち込めようとする頃

 

何かを横切るように疾風が吹く

 

それは季節の変わり目を告げるものなのか

 

それとも何かの警告なのか

 

わたしたちにはまだそれがよくわかっていない

 

 

 

けどこれだけは果たそうという人が多いのではないかと思う

 

決意を込めてしたためた手紙

 

そして第2ボタンの入手

 

何かを得たくて決意を固める人は多い

 

それは季節がそうさせるのだろうか

 

ぼくにはそれがよくわかっていない

 

 

 

春はいろんなものの代名詞となる

 

ぼくの場合は 風が春だった

【詩】交錯するのはこの道で

地球にとっては小さな道だけど

 

その場で生きる人たちからするとそれはとても大きな道に思える

 

その道は毎日往来があって流れを生んでいる

 

去る人もいれば来る人もいる

 

この道はまさしく生きているのだと思う

 

 

 

きょう この道を通った人が去ることになった

 

慣れなかったであろうこの道を行き来するのは容易くなく

 

毎回何を思いながら進んできたのかと思う

 

しかしこの日ひとつの結実が見られた

 

その顔は晴れやかだった

 

人が去ることに対して他人はあれこれと気持ちを抱いてしまうけれど

 

その人の前途を祈るために

 

きょうだけはその道を使って送り出そうではないか

 

だってこの道が門出になるのだから

 

これほどうれしいことはないはずだから

 

 

 

 

きょう 長くこの道を使っていた人が去った日に

 

ほんの数日間だけれど この道に係る人たちがやってきた

 

様々な思いがその道に乗せられていく

 

その光景を眺めながら

 

キツネが悠々と横切っていった

【詩】見えるものは違う 見ているものは違う

デジタルカメラを手に取って

 

全自動操作で写真を重ねてみたり完全手動で動かしてみたりする

 

小さな画面には一瞬の一部が切り取られていて

 

小さな小さな魔法使いになった気分になる

 

 

 

人間の目とは異なり

 

機械を通すとやや違って世界が見える

 

こんな風に見えていないのになぜだろうと

 

普段見ているこの世界を少し疑ってしまう

 

それはその人に特殊な能力があるからではなく

 

一部ではそうい思い込んでいる節があるだけ

 

見えるものが違うことは確かにあるけれど

 

それは何も変わったことではない

 

 

 

小さな画面であっても

 

その中のどこを見ているかで見方は変わってくる

 

その中のとある色に魅入られる人もいれば

 

その中のとある形に魅入られる人もいる

 

それが人であったり動物であったり

 

想いを馳せるほどの景色であったりするということは

 

何かの記憶や感情に結び付けようとして

 

何かを紡ぎだしたいと願っているからなのだと思う

 

 

 

ちゃんと知ることが出来れば誤解も解けるのに

 

どうしても表面だけですべてを認識しようとしてしまう

 

よくある報道でこれは氷山の一角ですというコメントがあるけれど

 

普段よく目にすることも実はそうなのではないかと思える人は悲しいほどいない

 

そうして誰かにレッテルを貼り烙印を押し

 

自分を被害者に仕立てていく

 

他社の立ち直りすらも認めず

 

自分だけが救済への階段を上ろうとする

 

そう もともと見えるものと見ているものは違っていた

 

そういう人ほど肝心なものは見えていないような気がする

 

 

 

夕方5時 まだ雪が残っているのに大雨が打ち付ける

 

そのさなかに牛の出産がはじまった

 

そこに見えるものは何なのだろうか

 

そこで見ているものは何なのだろうか

【詩】寄せると返す

雪が少なくなって地表のいろが増えてくると

 

ふわりと区切りの季節がやってくる

 

そこには涙もあれば楽しさもある

それぞれが様々な思いを携える貴重な時間になる

 

 

空を飛ぶ鳥の数が明らかに増え

 

雪が静かにさせていた世界は

 

徐々に息吹を取り戻す

 

それはまるで波のようで

 

とても心地よいものだと改めて気づく

 

 

 

 

道路を挟んだ双方の歩道では

 

こどもたちがにぎやかに談笑していた

 

その笑顔はとても微笑ましく

 

とても羨ましく思えた

 

 

制服を着た学生の胸には卒業の証

 

それにお供するかのように親がついていく

 

寄せては返してきたことが

 

ひとつ結実したような感じになる

 

厳かだけど華やかさがある

 

もう少しで 人はその波を超える

 

 

 

人の生死とは関係なしに

 

去る者と入る者がいる

 

そこには涙がありそして

 

笑顔がそこかしこに溢れている

 

かつてのわたしたちはただ純粋に

 

新しい波を歓迎してきただろう

 

今は悲しくも

 

危険ばかりを探すようになった

 

苦い経験があったからだとしても

 

手放してはいけないものがあるはずなのだけれど

 

 

 

 

そして今

 

寄せ書き用に文章をつくっている

 

何かが返ってくるわけではないけれど

 

あのとき寄せては返ってきていた未熟さを恥じ

 

素直な気持ちを返そうとしている

 

嫌われ者は変わらないけれど

 

寄せては返すことの繰り返しのあいだに

 

自分が変わっていけばと思う

 

 

 

寄せることができるだろうか

 

あのひとにこの想いを

 

 

 

老い?の実感。

あれやこれやと何かのせいにしたい訳ではないのですけど

 

 

最近

 

 

「口が回らなくなってきた」り

 

「軽い物忘れが出てきた」り

 

疲労の回復が遅くなった」り

 

 

ここにきて「不具合」のようなものを感じております。

 

 

その背景には「コロナ禍」があるんだ!

と思いたいのですが、必ずしもそうではなくて

普段行っていることすらもたつきが出てきているので

「衰え」がき始めたかと頭を悩ませております。

 

 

僕は牧場作業(牛の世話)をすることもあるので

デスクワークもやれば体力勝負の作業も行います。

ここ最近は牧場作業後の疲れ方が昨年とは違っており

余計に疲れ、回復も遅いのではという感覚が出てきました。

健康的な体でいたいんですけどね。

 

 

あと「いびき」。

 

以前は深酒をした日とかに多かったのですが、なんでもない日にいびきをかくことが増えてきたそうです(家人談)。そのためあれこれと対策グッズを買っては試してみたものの、目に見えていい結果にはつながっていません。ただ最近始めた「のどの筋肉」のストレッチはなかなかよいらしく(これまた家人談)、このストレッチをした日の夜は、いびきを一回もかくことはなかったそうです。

 

 

 

 

あと、ことばが出てきづらくなってます。

 

これは会話をする回数が減った訳ではないのですが、これまでの感覚で話そうとすると、名称などが出てこなくて詰まってしまいます。あとはうまく言えないなどなのですが、急にそんな実感が出てきました。そんなに会話していないのだろうか?と思うのですが、会話をせずに仕事をすることは無理です。なので極端に減ってはいないはずなのですが、外食などで普段話さない人と話す機会はがくんと減りましたから、ひょっとするとそのあたりに関係があるのかもしれません。ここも何かしらの特訓で改善できるなら、改善したいですね。

 

 

視力の衰えも問題。

 

活字好きとしては、視力は死活問題です。仕事にも影響してきます。

最近は目が疲れることが多くなってきました。目薬だけでは限界なのかもしれません。

何かと酷使してきています。気づいたら・・・ということにはしたくないですね。

ほんと、この年齢になって、健康というもののありがたさを痛感しております。

 

 

 

自分はまだまだ若者だ、と思っていたのも今は昔。

老いは確実にやってきています。

これからはどんどん、思考と行動のつり合いが取れなくなり、戸惑うことも多くなると思います。

愕然とする出来事も増えてくるでしょうが、そこに支配されないように心構えをしておき、正しく老い、その中で健康的に過ごしていけたらいいなと思います。

とはいっても、ある程度動き、ある程度話せる水準は保たねばなりません。

そこは心身の健康に直結します。何よりのサプリであり薬です。

 

これからは面倒と感じることも増えてくるでしょうが、自分の体のためだと思ってやるようにしたいと思いました。

北海道八雲町のいきいき応援券とは。

先日ですが、ゆうパックでこんなものが届きました。

 

 

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大きめの封筒で、八雲町役場からでした。

 

 

中身を見てみますと

 

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いわゆる商品券(町内限定)が封入されていました。

 

これは新聞報道にもあったのですが、現在の状況を少しでも緩和すべくとった施策だということです。ここに至るまでのスピードは速かったと思います。関係者の皆様、ご苦労様でした。また、本当にありがとうございます。

 

 

商品券といいますと、コロナ禍になってからは

 

・購入型の商品券を2回(それぞれ利率が異なる)

・国の施策による現金給付

・役場の施策による商品券給付

 

が行われています。

 

 

購入型の商品券はいくつもの課題があったように思います(それでもあると嬉しい)。

今回の施策についてもあれやこれやと言う人はいるでしょうが、ありがたい限りです。

※この商品券ではおつりは出ません

 

 

商品券の中身ですが、2種類(飲食店限定・全店共通)に分かれております。

対象店舗をざっと見たところ、町内のスーパーは除外されています。

これはおそらく、購入型の商品券の時にはスーパーも対象だったのですが、大きな割合でそこに商品券が使用されたのでは、とみています。逆にコンビニエンスストアは入っていますので、制限はされますが食料品の購入も可能になっています。

 

取扱店は八雲地域・熊石地域ともに掲載。

ざっと対象店舗を眺めてみましたが、どこにあるお店?となるものがちらほら。

まだまだ奥が深いですね。

 

 

 

この「八雲町いきいき応援券」、期限は6月末まで。

商品券には番号が振られており、偽造防止仕様になっているとのこと。

そして飲食店限定の券と、全店共通の券とではデザインが異なっています。

八雲地域と熊石地域の、代表的な風景が描かれています。

 

 

北海道八雲町も、かなり雪解けが進んできました。

とはいっても路肩にはまだ雪が積みあがっています。

芽吹きの季節はあと1か月くらいでしょうか、春はもうそこまで来ています。