我が家にある掃除機の調子が最近おかしいです。
東芝製の掃除機で、生産年度は2005年。10年以上も使用しています。
当時としては最新の機能がついていて、フィルターのお手入れを自動的にやってくれるから吸引力が落ちないというもの。
その他充電式の掃除機もありますが、吸引力(パワー)に関してはこちらのほうが上。
状況に応じて使い分けてきました。
ところが、使用中に窮屈な音を立てて止まることが出てきました。
10年も使用してきたので寿命かな?とも考えましたが、一度お手入れ(メンテナンス)をして様子を見てみることにしました。
掃除機は東芝のVC-75TC 2005年製。
メンテナンスの手順は取扱い説明書をもとに行いました。
分解前
手順としては
- ダストカップ(ごみが集まる部分)を取り外す
- フィルターお手入れロボを取り外す(電子回路などはなし)
- フィルターお手入れから取り外せるパーツを取り外す
- モーター口にある排気清浄フィルターを取り外す
- それぞれを洗う
- 水を切って乾燥
フィルターお手入れロボを取り外したの画
洗浄の前に取り除けるだけのゴミを取り除き、そこからぬるま湯で洗浄。
いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!
こんなに溜まってたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!
けっこう、埃が固まったものがごろごろと・・・
しかし、これが最初の(笑)洗浄であったため、念のためつけ置き洗いをしました。
ですが取扱説明書には「洗剤を使用しないように」との一文があったため、検討の結果今回は
「重曹」
を入れて汚れを浮かせてみることに。
結果、汚れすべてではないですが、満足できる程度に汚れは落ちたと思います。
その後再度ぬるま湯で洗い落とし、水を切ってから自然乾燥させています。
本体以外はすべてぬるま湯で流しました。
本体のフィルター部分には念のため別の掃除機で埃を取ってから、周りをウェットティッシュで念入りに拭きました。
明日には完全に乾くと思いますが、使用するのはそこから数日先のことになるので、そこで感触を確かめたいと思います。
今回のような「メンテナンス」や「修理」には、みなさんすぐに手をつけていらっしゃるでしょうか。
例にもれず、わたしは「後回し」「先延ばし」「棚上げ」する側にいました。
だって、すぐに使う訳ではないですから、実感する「実害」がないわけです。
それを使わなくっても他のものでじゅうぶん、というケースもあります。
ですが「いざ」必要となると。
手に取った瞬間
「あ~ぁ(嘆き)」
です。
その嘆きは瞬間で終わり、ポイと投げ捨て、代わりになるものを探します。
これの繰り返しを、本当に何度も経験してきました。
モノにもよりけりですが、修理するくらいなら買い替えたほうが安いというものも数多く存在しますし、実際にそれを選択してきたものもあります。
しかし値段には変えることが出来ない「価値」があるものに対するメンテナンスや修理であれば、たとえ買い替えたほうが安上がりでも、買い替えずにいるケースもあると思います。
でも、そのモノがメンテナンスや修理が必要な状態にあったとき、それは現在使用していない状態にあるので、放置してしまいますと「ガラクタ」になってしまう可能性が出てきます。
それをわかっていても。
いつかやるから。
いずれするから。
いま忙しいから。
必要になったらやるから。
と、その時期をずらしずらしにしてしまい、使わない期間のほうが増えていきます。
やがてその存在も忘れ、新しいものを購入してしまったりします。
この繰り返しで、大切だったモノをガラクタにしてしまうのは、惜しいです。
出来ることなら、後回しにしないで、先延ばしにしないで、棚上げにしないで手をつけて欲しいです。
これもれっきとした、ガラクタ整理になるんですよ。
メンテや修理は何かと手がかかりますが、面倒だと感じても早めに済ませてしまいましょうね。