時間を流す。
今日は外勤で函館市へ行ってきた。
まず自宅兼職場から八雲町の街中まで辿り着くのに時間がかかる。
17kmの道のりは意外と時間がかかる。
時間がかかるのだ。
まずは町内で所用を済ませる。
それだけで軽く30分だ。
隣の森町に入った頃には、職場を出てから軽く1時間以上は経過していた。
今日どこも晴れていて、雲を探すのがたいへんなほどだった。
駒ケ岳も綺麗。
途中休憩を挟みながら函館市を目指す。
到着したころには既にお昼だった。
昼食と所用を済ませて急ぎ足で目的地へ向かった。
目的地での用事はものの数分で終了し(帰宅後に忘れごとをしていたと判明)
とんぼ返りで八雲町に戻る。
実は今朝、初産の牛の分娩介助をした。
2時破水が午前2時。
目が覚めた時間は午前4時30分。
時間だけで言えば、生まれていてもおかしくない時間だった。
初産ということもあり、様子を見に行った。
様子を見ると、陣痛が弱いらしく、長期戦になっていた。
職員を呼んでもらうようお願いし、しばし見守る。
無事に出産したのは、午前6時前だった。
褒められることではないが、欠伸をしながら運転していた。
いつも以上に速度に気をつけて
左車線を走るように心がけて
青空を惜しみなく満喫できるように
ゆっくりゆっくり走った。
青空は職場に戻っても続いていた。
こんな時間がずっと流れていればいいのにと思うほど。
この空づたいに行けばあの人がいる場所へ行ける。
わかってはいるけれど、行ったところで何になる?
今はただ、没頭する時期なのかもしれない。