午後6時ころの牧場です。
実は柵から抜け出てしまった牛がおりまして、この後無事に牛群へ戻しました。
不思議なのは、抜け出ることはするのですが、なかなか戻ることが出来ません。
どうして?と思いつつ、人間の手で群れに戻る介助をしております。
雲に隠れていますが、月が見えます。
もうすぐ、中秋の名月だそうです。
写真が見ている先は放牧地なのですが、そろそろ草も少なくなってきました。
草の背が低いと、牛以外の動物がいた痕跡を発見することが出来ます。
ここ一帯の放牧地では、熊・鹿・狸・狐などのほかに、多種多様な鳥たちが訪れます。どんなところが気に入っているのかはわからないのですが、季節に合わせて訪れる鳥が違います。年間いる鳥ももちろんいるのですが、鳴き声だけでも四季を堪能することが出来ます。
牛は、賢い動物だと思います。
こう言うたびに、改めてそう思います。
人を見ては「餌をくれ」だの、「こどもはどこいったー」だの、しっかりとアピールしてきます。毎度の光景なのですが、もちろん言葉は通じないのですが、可愛くて仕方ありません。
秋を迎えますと、平地とは少し異なるタイミングで冬を迎えます。
そうなると放牧シーズンは終わり、舎飼(しゃかい、建物の中で飼育すること)の季節がやってきます。夏には夏の、冬には冬の良さと厳しさがあります。
牛からは、ほんとうにいろんなことを学びます。
本能や知恵など、さまざまなことを教えてもらいます。
まるで修行のようです 笑。
さて10月ですが、年度内に有給休暇を5日とらなければならないという決まりを守るために、少し長めのお休みを取りまして車を走らせてきます。
それまでの間、しっかり仕事をこなし、ケガをせず、体調を崩さないように頑張りたいと思います。