つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。このたび不定期更新に切り替えました。

翌週末も札幌へ。

5泊6日の修行旅が無事終わりましたが、その翌週末はJRを利用して再び札幌市に行ってまいりました。

 

最大の目的は「山下達郎 アコースティック・ライブ展」を見るためで、タイミング的にもここしかありませんでした。

 

車で行こうかなとも思いましたが、札幌市中心部を移動することが多いため、車ではかえって動きにくいと判断。出費はかさみますが、JRでの移動を選びました。

 

 

札幌市に到着したのは土曜日午後。

 

ホテルにチェックインし、小休止した後はこちらへ向かいました。

 

f:id:maruyamabase:20201101132802j:plain

円山公園近くにある「源吉兆庵」です。

 

 ここは和菓子のほかに「山番茶」なるものがあります。

この番茶がたまらなくおいしく、2番茶・3番茶なども可能です。

治療中の方や、産前産後のお母さんでも安心していただける商品となっています。

こちらを手土産用に取り置きをお願いしていましたので、店頭の和菓子と合わせて購入。発送をお願いしてきました。

 

場所は環状通と北1条通りとの交差点角にあるため、立地としてはわかりやすいです。

ただ人の通りや車の通りが多いので、車で来店の際は注意が必要です。

 

 

このお店の近所には北海道神宮があるのですが、八雲町に移住する前はこの近辺に住んでおりました。地下鉄駅で申しますと、「東西線西28丁目駅」になります。

 

この日の夜はこのお店の近所でもう1軒寄ることになっていましたので、久々に散策してみました。

 

まだ3年、もう3年というべきでしょうか。

かつて銀行があった場所は学習塾に代わり、ドラッグストアなどが入っていたテナントにはお肉屋さんが入っていました。かつてあったマンションはコインパーキングになり、本の販売やレンタルを行う複合店は、リサイクルショップへ変わろうとしていました。暗さで離れた場所はよく見ていませんが、マンションも相当数建っているようです。これはもう地価が上がりっぱなしで、2度とこの土地で生活することは難しいだろうな、と感じる一方で、数年間の生活でしたが、ここで過ごした生活を思い返していました。

 

 

散策して時間調整をした後には、ココでライブを聴きました。

 

地下鉄西28丁目駅すぐそば、バスターミナルとなりのビル地下にある「ジャムジカ」で、ジャズライブを聴いてきました。

 

 

f:id:maruyamabase:20201101135153j:plain

 

外からもお店の中が見えるようになっております。

(お店は地下にあたる場所なので、視線は下向きになります)

 

 

実は生活圏内にライブハウスがあったのですが、移住するまでの間にとうとう訪れる機会は生まれませんでした。今回何故訪れたのかといいますと、ジャズの生音が欲しくなったというのが第一で、いくつか場所を検索しているうちにこの場所を思い出し、ニーズがマッチしたので札幌入りしたライブ当日に予約の確認をさせていただいたという流れになります。

 

後から知ったのですが、このライブの模様は配信でも行っているようで、このご時世ですから自宅で楽しみたいという方のためにこういった工夫をされているようです。会場は一定の間隔を開け、衛生面のクォリティを保ちながらの運営になるので双方気を遣いますが、自宅など個人の活動範囲内であればその懸念も必要ありません。なるほどなぁ~と思いました。

 

 

f:id:maruyamabase:20201101142401j:plain

ライブは2部構成になっており、19:30~22:00頃までのライブとなりました。

 

この日聴きこんだのは「酒本廣継 Swingin' 5

 

リーダーがトロンボーン奏者という、5人編成のバンドになります。

 

なお編成は

 

トロンボーン and ヴォーカル

ギター

ベース

ドラムス

ピアノ

 

というようになっておりました。

歌が入った瞬間、驚きましたけど(笑)

 

 

リーダーの酒本さんが仰るには、1930年代のジャズをベースにして演奏活動を行っているそうです。時代的には古き良き時代ですね。自分は50~60年代が中心になっていますが、聴きこんでみますと何とも心地よいスウィングを楽しめます。ジャズの「楽しさ」を知る、有意義な時間となりました。自分としてはこの年代のディスクは持っていないのですが、これを機会に買い求めようと思ったほどです。

 

 

saketrombone.wordpress.com

 

ジャズトロンボーン奏者として思いつくのは、

 

J.J.ジョンソン

カーティス・フラー

グレン・ミラー

 

がせいぜいでした。

 

 

こうしてみると、マイナーな楽器なんでしょうかねぇ。

存在感はバツグンでした。

そして演奏中はそれぞれのソロパートもあったのですが、ソロプレイいいですねぇ。

間近でプレイと音を楽しめる、やはりライブはこうでなくちゃ。

 

 

ライブに酔いしれた後は、久々に「AVANTI」へ行きました。

最近は駅前通りにある1923へ通っていたのですが、そこが満席であったので、自分がカクテルを飲み始めた始まりの場所、すすきののNセンタービルに入っている札幌の初代AVANTIに行ってみることにしました。

 

ちなみに、この日のすすきのは若者でごった返していました。

 

 

f:id:maruyamabase:20201101143714j:plain

珍しいボトルがありましたので、ストレートで。

そして恒例の「Gin And It」もいただきました。

 

f:id:maruyamabase:20201101143825j:plain

その「Gin And It」に合わせてジャーキー3点盛りをチョイス。

確か左から牛・ラム・鹿の順番です。

 

以前通っていたころは、スタッフが全員女性だったのですが(通っていたのは決してそれが目的ではない 笑)、現在は男性スタッフも増えているようです。場所によっては女性スタッフだけで運営しているところもあるようです。

 

気を抜くことが出来ない場所での飲食になりましたが、幸い体調の変化はなく、現在も元気に過ごしています。

 

 

始まりの場所でお酒を楽しみ、雨が降っていたのでタクシーでホテルに帰還。

運転手さんによると、人ではまだまだだそうです。

幅広い年代が街に出てこそ、活気が~といえるのかもしれません。

その活気が、1日でもはやく戻ればいいなと思いました。