つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。このたび不定期更新に切り替えました。

令和4年2月の読書感想文⑥ 暮らしの図鑑 木のもの 翔泳社

図書館の新刊棚で見つけた一冊。気になったので借りてみました。

 

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暮らしの図鑑 木のもの 楽しむ工夫×木工作家・ブランド27・基礎知識 翔泳社

八雲町立図書館蔵

 

 

監修は西川栄明さん。木に関する様々な著書を出しておられます。

これまで見て来た本ではテーマがひとつであったことで気難しさを感じることもあったのですが、こちらの本はその幅を広げています。何よりも一冊で木に関する様々なことを知ることができるので、持っていて損はないと感じさせてくれます。

 

木工作家さんとブランドのパートもブックマークもので、クラフトの最前線を知ることにつながります。集めていくこともいいと思いますが、木の性質を知っていくことで、経年劣化、またはそれらについていく傷でさえも受け容れることができると思います。

 

この本では木育(北海道がつくった造語)についても少し触れています。

木育、というだけですと、少し堅苦しさを感じます。そうならないためにも、このような一冊が生まれたのだと思います。