今回参戦したサッポロシティジャズに関する移動はJRにしました。
冬になると道路の状況も短時間で変わることも多いからです。
実際、ライヴの数日前には悪天候の日があり、JRが運休したということもありました。
JRの移動は、慣れてしまえば楽ですね。
飛行機よりもいいと感じてしまうこともあります。
八雲~札幌間は上り/下りで時間が異なるものの、さほど苦痛にはなりません。
本を1冊か2冊携えていけば、十分な時間です。
さて札幌市1日目ですが、まずはこちらに赴きました。
北海道立文学館です。
目的は「吉本隆明 廃墟からの出立」でした。
きっかけは北海道新聞の広告で何度か見ていたからで、気になっていました。
吉本隆明さんは、詩人、評論家、思想家等、様々な肩書があります。
驚いたのは、作家のよしもとばななさんがお子さんにあたること。
読書感想文の課題図書にもなっていたことを何故か思い出しました。
展示を見るというよりは、個人としてはその「書き物」に注視していましたが、とにかくデカかった印象しかありません。広くデカく深く。漠然としていますが、そんな印象を展示の中から受けました。近いうちに図書館で蔵書を探してみようと思います。
北海道立文学館は、札幌市にある中島公園に隣接した建物です。
札幌市営地下鉄南北線、中島公園駅または幌平橋駅から徒歩で向かうことになります。
駐車場もあったと思いますが、スペースが少ないです。
次に向かった場所は、ツルツルの雪道を歩いて向かいました。
ものがたり広がる書店 ラボラトリー・ハコさんです。
この日はゆっくりできる時間がありましたので、珈琲をいただきました。
このお店には既に一度訪問済みです。
ここの蔵書が個性的で、また訪れたいなと考えていたのです。
以前の訪問時から御書印を提供するお店が札幌市でも増えていたのですが、今回は車移動ではないため雪解けまで休止としています。そのため夜のライヴまでは多少の時間があったため、ゆっくり過ごそうと思った次第です。
こちらのお店にある本ですが、ラボラトリー・ハコさんが提供する本と、「かの書房」さんが提供する本とがあります。かの書房さんの本は、店内の一角の棚を借りたものとなっています。
記事
以前からかの書房さんの存在は知っていたのですが、その店舗に伺うことはついに叶わず。ここで出会ったのはうれしい偶然でした。
前回は1冊の購入でしたが、今回はハコさんで1冊、かの書房さんで1冊選んで購入しています。こちらは後日の日記で紹介します。
この日の札幌はとても寒く感じました。
空気が冷たいのです。
夜はジャズライヴで熱気むんむんでしたが、外に出ると一気に熱を持っていかれる感覚がありました。お酒も飲んでいたため、どこかに寄り道することなく、まっすぐ宿に帰ってこの日は終了となりました。