つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。このたび不定期更新に切り替えました。

煽りは人を偏らせていく。

昨今のWebを主とした媒体では、何かと読者や視聴者を煽るような行為があると感じるようになりました。つまりは

 

・相手に何かをさせたいため(具体的な行動を起こさせようとする)

 

に尽きると思います。

 

 

そのため、そこに映し出される映像や文字は、表現を替えればかなり挑発的になっていったのだと、個人では思っています。

 

 

 

・自分のグループに引き入れるため

・世間を騒がせるような行動を起こさせるため

・課金(投資を含めて)させるため

・劣等感を感じさせるため

 

 

 

等々、可能性として考えられることは幾つもあります。その背景には「力関係」や「成功者」というものがあり、発信者がそれを体現していると見せる(または見せかける)ことで、優越感に浸りたいということがあると思います。

 

ではそれで何が生まれるでしょうか?というのを、おそらく発信者は「考えたことがない」のだと思います。そして、「何が生まれても」自分の責任は認めないのだと思います。もはや世界は自分の責任を痛感するには広くなりすぎました。どんなに事実を突き付けられても、それを自覚するには大いなる時間がかかるのではと感じます。

 

この仕組みを巧みに利用する人、または団体が既にいるのではと思いますが、これ以上の混乱は混沌を生みます。どうか世界が、取り返しのつかない状態にだけはなって欲しくないと、漠然ながら願うばかりです。