つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。このたび不定期更新に切り替えました。

令和5年5月の読書感想文⑪ 柔訳釈尊の教え 第3巻 伊勢白山道:著 観世音

かつては新興宗教の信者であった自分ですが、もう10年近く前かな?辞めました。

そして以前からオカルト等に興味があったことから触れるようになり、気になった著書は読んでいます。

 

 

柔訳釈尊の教え 第3巻 伊勢白山道:著 観世音 個人蔵

 

いわゆる「原子仏典」である「スッタニパータ」を独自訳したものの、第3巻になります。柔訳とは、柔らかい訳をしたという造語のようです。

 

この巻では第1章第10節から、第2章第1節までの仏典と柔訳が掲載されています。

この独自訳に異論を唱える人もいるでしょう。これまでに数々の訳が出てきていることから、おそらくその人自身の教義が崩されるようなことがあれば、全力でこれを否定することでしょう。

 

しかし組織であればそういうことが起きるのかもしれませんが、個人を単位としたならば、そういった危惧は無用になります。わたしが宗教を退いたのも、組織で真髄(真実)を追い求めるには無理があると感じたからで、ひとりになってからは個人の範疇で様々な教えやスピリチュアルに触れてきました。その中で原子仏典に邂逅したという流れです。

 

こういった経典(仏典)は、何度も読むことがおそらく良いと思います。

なかなか1回の読書で理解することはないと思います。何度も読み込み、生活していくことで、その内容が浸透していくと感じます。