つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。このたび不定期更新に切り替えました。

令和5年11月の読書感想文⑤ すべてはモテるためである 二村ヒトシ:著 文庫ぎんが堂

よくある「著名人が勧める本」の中にあった1冊だったと思います。

 

すべてはモテるためである 二村ヒトシ:著 文庫ぎんが堂 個人蔵

 

 

モテる、というのは、もちろん「異性」を意識してのこと。

本書はいわゆる「モテ本」になるようなのですが、その異彩さから各方面で話題を呼んだとのことです。帯を見ても、結構な人が帯を書いています。

 

モテ本ですが、「読めばモテる」わけでは決してありません。

昨今は本に限らず「note」でその理論を販売しているケースも多く目立ちますが、大前提として「理解」が必要ですし、「実践」も関わってきます。本を読んだだけでは「変わる」ことは決してありません。その内容を自分の中に落とし込まなければならないのです。

 

本書は決して軽い内容ではなく、細かく章立てされています。問いを含めた内容が読者に語り掛け、ともに歩もうとします。本書は独り歩きすることなく、読者とともにゴールを目指します。ひとつこの本を信じて、徹底的に理解に努めてみてはいかがでしょうか。これは異性だけを対象にしなければ、恋愛方面以外の分野にも活用できるのではとみています。