つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。このたび不定期更新に切り替えました。

令和5年11月の読書感想文④ 北里柴三郎 海堂尊:著 ちくまプリマー新書

以前、北里柴三郎の小説を読んだことがきっかけで手に取りました。

 

maruyamabase.hatenablog.jp

 

今回の本は「よみがえる天才」シリーズの中の1冊となっております。

 

北里柴三郎 海堂尊:著 ちくまプリマー新書 個人蔵

 

以前読んだ本は小説の要素が強いのに対し、こちらの本は北里柴三郎の足跡をたどったものになります。新書にしては厚めとなっており、その内容の厚さが伝わってきます。

その記録(記憶)を補足するように年表も付録されており、どれだけのことを成し遂げてきたかがわかるようになっています。

 

こういった「過去の偉人」を読むのは、どことなく小学校の図書館で、というイメージがありましたが、年齢関係なく読んでもいいですね。現代とは比較にならないほどの環境で進められた研究等は、いまこの瞬間にも引き継がれているのかと信じたいですし、敬意を払いたいと思います。

 

 

医学は進歩しています。が、病気に罹る人も多くなってきています。

人間が生きている以上、これからも様々な病気やウイルスが出てくることでしょう。

そういった危機に対して立ち上がる人たちがこれからも現れることを期待したいと思います。