つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。このたび不定期更新に切り替えました。

2023年8月、御書印集めの旅 札幌市(追加分)編②

御書印プロジェクトに賛同して「御書印」を集めています。

 

note.com

 

自分が幼いころ、若いころは大型書店よりも小さな書店のほうが多くありました。

入ればその場でそのお店の奥までが見渡せる程度の広さの書店です。

しかしながら時代が進むにつれ、大型書店が台頭し、個人経営の書店をはじめ、地域密着型と言われた書店が次々と姿を消していきました。

 

一方で地域密着の度合いを強くし、個性を発揮して生き残りをかけている書店もあります。そういった気持ちの強さに惹かれて、日本各地では様々な形態の書店が生まれています。

 

 

次に回ったお店ですが、札幌市東区になります。

 

ダイヤ書房さん。

元札幌市民でしたが、訪問は初だと思います。

 

daiyashobou.com

 

確認したところ、書店経営は「ひとつの事業」となっているようです。

複合的な事業を展開することによって、地域との関連性を高めて利用頻度を上げていくというのは興味深い試みだと思います。

 

 

さて店内ですが、雑貨コーナーと書籍のコーナーとに分かれていました。

御書印を申し込んだところ、本のレジではなく雑貨のレジでの受付とのことでした。

 

こちらがダイヤ書房の御書印になります。

詳しく言えば、書店内にある「ヒシガタ文庫」での受付となります。

雑貨等を限られた時間で見ましたが、中々興味をそそるものばかりでした。

今度時間を作ってみてみようと思います。

 

 

そしてこちらの本屋で購入した本ですが、

ある愛の寓話 村山由佳:著 文藝春秋

これは帯を見て購入を決意しています。

 

 

札幌では各地に中~大型書店が出来てからは小さい本屋は姿を消していく傾向にありました。一方で既にある書店はその業態をひとつではなく幾つか掛け合わせることで独自性を出し、リピーター獲得に動いています。しかしながら昨今ではその大型書店までもが閉店するという事態になっており、結果混乱を招いただけのような気がしてなりません。

 

ネット書店も便利で利用はしますが、中毒のように本屋へ向かいます。

実際の店舗があるからこそネット書店もその便利さがわかるわけで、実際の店舗がなくなればネット書店の利用が伸びるかと言ったら、そうはならないと思います。

書店ごとに本の並び方は変わります。勧めたい本も変わってきます。そういった催しに触れて、自分の読書欲を刺激して欲しいのです。

 

書店巡りは効果的な余暇の過ごし方になってしまいました。

あの空間は癒しであり、労いでもあるのです。