つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。このたび不定期更新に切り替えました。

今シーズンは雪の難。

今シーズンは寒い。

 

昨年よりもはるかに寒い。

 

 

 

雪も1日で30cmは積もるし、時折強い風は吹く。

気温もマイナス5度が普通だ。

 

極寒とまでは言えないかもしれないけれど、厳しい寒さの中であっても、いきもの相手の仕事は毎日しっかり動いています。

 

 

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連日の雪で、牛舎の屋根にもこんもり雪が積もりました。

ただこのままだと雪の重さで屋根が傷むことがあるため、天気のよい時を見計らって雪下ろしをします。その前に大規模な除排雪が必要になります。

 

 

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写真はある程度除雪をされた後ですが、これが一晩で一気に埋もれることもあります。

晴れていることもあるのですが、天気は目まぐるしく変わります。

晴れていても、体感は寒いです。マイナス10度近くになりますと、芯から冷えます。

 

 

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いともかんたんに雪山が出来ます。

そり滑り可能。

 

 

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これは別日に撮影していますが、これまでの雪で建物の屋根部分に重い雪が積もっています。雪庇もかなり出ているうえに重みもあるため、屋根が傷みますし、何より落雪に気を付けないとなりません。毎年除雪中の事故がニュースで流れていますが、こういう雪は想像以上に重く、また雪崩のように降りかかってくるので、抵抗するのは難しくなります。

 

 

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牛舎の中に入って撮影。

特徴としては牛が座っている点です。

落ち着いて暮らしていることがわかります。

その奥には飼槽があります。

 

仕事を開始するときには見回りを行い、牧場内の牛舎をチェックします。

そうしますと成牛も子牛もまったりしています。

その光景がまたいいです。

 

牛は冬の寒さにも強いようです。

牛舎の中は多少暖かいですが、長い時間外にいたとしてもいたって元気。

雪をみるとはしゃぐ牛もいます。

 

 

雪はある程度は必要なのですが、あまりに多いと牛舎の中にも入ってきて、床が汚れてしまいます。あとまれにですが、そこに道があると勘違いする牛がいて、除雪をしていないところを突き進み、にっちもさっちもいかなくなることも(最終的には脱出します)。そうやって毎日毎日、牛と向き合っております。

 

 

冬のシーズンはここからが本番。

まだ1月です。

山の冬は平地よりも長いです。

寒さが堪える期間ですが、この状況下でもあるので、体調に気を付けていこうと思います。