笹のように一気に成長するものもある。
反面、樹々の成長はかなりゆっくりです。
どちらがいいのか?と問われた場合、返答は様々です。
成長が早いほうがいいのか、それとも時間をかけたほうがいいのか。
世間は「短期間のレベルアップ」が必須となっているようですが、果たして。
所謂職人は、樹々の成長スピードになります。
先進的な企業は、笹の成長スピードになるでしょうか。
いずれも、成長戦略(経営計画)をどのようにとらえているかで変わります。
明治神宮の森は、まだまだ期間は短いですが、100年単位での再生計画を行っているそうです(ほとんどは自然任せと聞きます)。
わたしたちは常に「これからは〇〇だ」と叫び、先端を取らないことで疑問の声を投げかけては相手の評判を落とそうとします。その中には先端であり続けたほうがいい分野もあります。大事なのは、その先端の質にあります。あまりいい例えではありませんが、恋人が次々と変わっていくようではだめですし、ずっと同じひとでも将来性があるかどうか見ないといけない、といったところでしょうか。
今勤めている職場も、本来であれば長い目で見なくてはならない分野になると思います。しかし時代の流れによる影響を受けやすい分野でもあるので、この先どうなるかはわかりません。だからと言って、この場所にいることが無駄になる訳ではないと思います。無駄にしないためにも、まずは健康的に生活していかなくてはなりません。四季の中で自分が出来ることは何かを考え、自分なりの成長を果たしていきたいと思います。