つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。このたび不定期更新に切り替えました。

ベースアップを目指して。

仕事をしていますと、どうしても「前年比」といった比較をしたうえで、今年の成果をどう挙げていくか、どう上昇させていくかという話が出てきます。

 

そのための方策をいろいろと考え、たとえばイベントだとか、フェアなどを実施して、その商品がもっと目に留まる、目に触れる機会を増やして購買につなげていくのが一般的かと思います。

 

様々な条件の中で、自社の商品を広く知らしめていくことは必要なことでありますが、中にはそうかんたんにいかない例もあると思います。が、不思議なことに結果だけは求められてしまいます。商品の生産は行いますが、販促を進めることがなかなかできない。これは販促方法をわかっていてやきもきする場合と、純粋にどうすればいいのかがわからず二の足を踏んでいる場合とに分かれるのではないでしょうか。そのような状況で、売り上げの底上げを目指すのは、難関だと思います。

 

ベースアップはよく「ベア」と呼ばれ、わたしたちの給料に対することと取ることもできます。わたしたちの給料も、なかなか上がらないですよね。それなのに、目標は多く高く掲げられる。達成したとしても、その余韻に浸る暇もないか、当たり前という顔をされて終わり。そして評価には(あまり)反映しない。そんな連鎖が続いたからこそ、これからというときに会社を辞めるというドロップアウトを行い、〇〇で稼ぐ!といった妄想に投資してしまうのかなと勝手に嘆いています。

 

 

これまでに幾度となく繰り返されてきたように、ベースアップのための確実な方法は、着実に「やるべきことをやる」だと思います。当たり前のことなのですが、会社によってはなかなかこの「やるべきこと」をやらせてくれるまでかなりの時間がかかる場合があります。決裁(または許可)までに時間がかかりすぎてしまい、旬を逃してしまうケースが数多あるのではと考えます。

 

わかっちゃいることですが、

口で言うのは簡単。行動を起こして為すのは困難。

なんですよね。

 

組織にいても、個人で活動していても、原理はいっしょです。

 

 

 

画期的なことを思いついて打開していく、というのは、ごくごく稀だと思います。

仮にそれが起きたとしても、どの土台には無数の「やるべきこと」が積み重なっています。裏技が通用するほど、この世界と仕組みは甘くありません。攻略だのなんだの言っている輩はネットの世界にわんさかいますが、攻略できるほど、この世界は甘くないと思うべきです。

 

 

 

ぼくの仕事(のいち分野)ですが、昨年度好結果を残し、今年度もその勢いを落とさないよう日々動いています。

お陰様で進捗も上々ですが、どうしても閑散期がありますので、イメージとしては閑散期に向けて貯金を貯めている状態。その中で取り組んでいることは、繁忙期におけるスポット売り上げではなく、閑散期も含めた期間における売り上げのアップです。ぼく個人は商売に向いたスキルを持つことはできませんでしたが、勤め人として商売事を仕事とする以上、四の五の言っている暇はありません。やるべきこと、やれることはたとえ無駄だったとしても、すべて実行する気持ちで取り組んでいます。それらすべての結果として、1年間の結果が評価されるものになってくれれば良いです。

 

その姿勢や行動の履歴は、必ず生きてきます。

それを信じて、明日も動きます。