つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。このたび不定期更新に切り替えました。

令和4年5月の読書感想文⑨ きょうも一日きみを見てた 角田光代:著 角川文庫

雑誌の角田さん特集を拝見し、ああ、角田さんの本が読みたいなと思っていたときに出会った本です。

 

 

きょうも一日きみを見てた 角田光代:著 角川文庫 個人蔵

 

本書はねこの写真と、ねこにまつわるエッセイ、そして小説が収録されています。

エッセイのタイトルにはかならず「猫」が入っていて、いつの間にか中心に猫はいるのかなとにこやかになります。

 

猫が家にやってくると、周りの猫に関しても興味を持ってしまいます。

そんな中で出会った本ですが、飼い主の心情もしっかりと綴られており、ふむふむという感覚で読むことが出来ます。しかしこちらの猫とあちらの猫は性格も何も同じというわけではないので参考程度になってしまうのですが、猫の可愛さは共通のようでした。

 

 

この本を読み終えて感じたことは、しっかり猫と向き合おう、です。

うちの猫は、たくさん話しかけてくれます。飼い主が来るのを待ってくれています。

だからなるべく、いい時間を過ごさせてあげたいなと思うのです。

きょうもあすもあさっても。

 

猫がそばにいれば、と思うのでした。