つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。このたび不定期更新に切り替えました。

令和4年10月の読書感想文② 至宝のジャズ・ドラムを聴け! 三浦晃嗣・芳垣安洋・藤掛正隆・大坂正彦・江藤良人・小宮勝昭:選・文 シンコーミュージックエンタテイメント

久々のジャズ本です。今回はドラムに特化した本となっています。

 

至宝のジャズ・ドラムを聴け!

 三浦晃嗣・芳垣安洋・藤掛正隆・大坂正彦・江藤良人・小宮勝昭:選・文

 シンコーミュージックエンタテイメント 個人蔵

 

ジャズ・ドラマーにスポットライトを当てた200枚のディスクガイドとなります。

作品を選び、文章を寄せているのは6名(多い!)という、豪華な布陣です。

 

さて本書は年代別に作品が紹介されています。

ジャズ誕生から1940年代、50年代と10年刻みで紹介しつつ、日本のジャズや2000年以降の作品について触れられておりますが、ドラム奏者はそこそこかぶります。

作品紹介は1ページ1枚となっているため、これで最低でも200ページはある計算になりますが、これにプラスアルファでページ数が増えております。

 

個人的なジャズの聴き方ですが、名盤は別として、最近はこの演奏者のアルバムが聴きたいと思うようになりました。んでもってやはり低音なんですね。ドラムやベースの音が気になるのです。そんな1枚を見つけては、購入して聴いている状態です。

 

ドラマーが選んだジャズドラム名盤紹介本であります。こういった本があるからこそ、ジャズはその奥深さをセッションのように見せつけるのです。