はじめて小説版を読みました。
きっかけはTwitterで本書の表紙を見ての衝動買いです。
小さいころは映画館やテレビで見た記憶のある「映画ドラえもん」。
本作はその小説化作品となっています。
ドラえもんの面白さ・楽しさ・奥深さは既に多くの人が知るところだと思いますが、映像と文字とではまた違った「浸透」があるのではないかと思っています。
ドラえもんと言えば、ひみつ道具(という呼称でいいのか)にあります。
いつものメンバーに、ちょっと変わった、キーとなる登場人物にひみつ道具。
これだけで無数のストーリーが生まれます。
そしてそこから絞り出される、勇気あるひとことに、大人もこどもも、何か思うタイミングを得ることが出来るのではないかと感じています。
本書はスピンオフ短編も収録されており、読み応えがあります。
読書感想文の課題図書として取り上げられてもいいのではと思います。
だって、ドラえもんですから。