つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。このたび不定期更新に切り替えました。

令和5年1月の読書感想文② ジャズジャイアンツ・インタヴューズ(Jazz Giants Interviews) 小川隆夫:著 小学館

時折ジャズ関連の本を読みたくなることがあります。特にジャズジャイアンツのインタビュー記事などです。本書はそういった記録をまとめたもので、歴史的価値もあると思います。

 

 

ジャズジャイアンツ・インタヴューズ(Jazz Giants Interviews)

小川隆夫:著 小学館 個人蔵

 

本書は以前刊行されていた「スイングジャーナル」等にて掲載されていた記事をまとめたもの。しかしそれだけでも内容が厚く、とても幸せな気分になります。

 

文章は縦書き2段となっていて、長時間のインタビュー現場がそのまま投影されるかのよう。まさしく、自分もその場にいる気分になります。

 

ここに登場するミュージシャンは25人。時代の人たちばかりです。

 

小川さんは医師免許を持つ方で、それが縁で様々なミュージシャンと出逢うことになります。縁とは不思議なものだとつくづく思います。著書多数発表されていますが、年末年始はラジオ番組にゲスト出演されることもあります。

FM長崎で、平戸祐介さんとの共演番組)

 

 

小川さんのTwitter

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ジャズに限らずですが、ジャイアンツの記録等に触れられるのは幸せなことではないでしょうか。現在活動しているミュージシャンも、いずれジャイアンツの仲間入りを果たします。その時に過去の記録がどのような輝きを放つのか、興味があるところです。