Youth JAM Session SAPPORO CITY JAZZ AMBITIOUS 6th REGULAR CONCERT(ユースジャムセッション 札幌ジャズアンビシャス 第6回定期演奏会~10周年記念~) 札幌コンサートホールKitara 小ホール
昨年12月にサッポロ・シティ・ジャズのライヴに行った際、スタンプラリーが行われていたので要件を満たして応募したところ、23年1月28日・29日に行われる定期演奏会の招待状が当選しました。
招待される対象の公演は1月28日(土)となっており、ペア招待でした。
ここのところジャズは自分だけが行って楽しんできましたので、今回は家人を誘い、コンサートを楽しんできました。
招待とのことでしたのでチケットの価格は確認していなかったのですが、よーく見ると破格の価格です。何かしらの援助を受けてるとはいえ、これはお得です。そういうこともあってか、この日の公演は完売となっていました。
公演前のステージになります。ビッグバンド編成のジャズは久々です。
記憶では教育文化会館でかなり前に聴いた記憶があります。
さて手元のパンフレットをもとに、この日の演奏者と演目を紹介していきます。
また、各演奏者のウェブサイトもリンクしております(わかっている分だけ)
〇札幌ジャズアンビシャス
・サックス
奥野義典(as)
蛇池雅人(as)
小野健悟(ts)
菅原良太(ts)
横山ユウキ(bs)
板橋夏実(tb)
河合修吾(tb)
早川隆人(tb)
菅原昇司(btb)
・トランペット
阿部裕一(tp)
中嶋和哉(tp)
中嶋翔(tp)
山口雄大(tp)
金澤緋彩(tp) ※22年12月の海野さんのライブでゲスト出演されています
hiirokanazawa.mystrikingly.com
・ギター
花田進太郎(g)
・パーカッション
瀧村正樹(perc)
・ベース
柳真也(b)
・ドラムス
舘山健二(ds)
・ピアノ 作曲・編曲・指揮
David Matthews(デヴィッド・マシューズ)
※パンフに記載以外の楽器での演奏あり
☆1st set
1.Moonlight Serenade
2.It Don't Mean A Thing(If It Ain't Got That Swing) ※スウィングしなけりゃ意味ないね
3.I Could Have Danced All Night ※踊りあかそう
4.Strangers In The Night
5.I Got Rhythm
6.Sing,Sing,Sing
☆2nd set
1.Tristeza with Sapporo City Jazz Voices
2.Ain't No Mountain High Enough with Sapporo City Jazz Voices
3.Get It On with Youth
4.Moanin' with Youth
5.Ambitious Theme with Youth
☆アンコール
※Sapporo City Jazz Voices
この日は7名の中から5名が参加。
※Youth Member
東海林奏美(as)
松村心優(as)
北原桜樹(ts)
村越蓮(tp)
安達帆香(tb)
舩越倖明(tb)
コンサートですが、前半はジャズアンビシャスによる演奏。音圧が凄い。
また、楽曲により各プレイヤーのソロパート(短め)があり、個々の個性を垣間見ることが出来ます。これだけの人数が揃えば圧巻です。圧倒です。まさしく「音を浴びる」状態でした。ホールが小ホールということもあるでしょう。音の聞こえは抜群で、ビートが風となって観客席に届いていました。
後半は人員が一部変わるとともに、ヴォイスグループ(コーラスではない)が参加。
こういった活動もされていたんですね。初耳でした。
ヴォイセズはなかなかの歌声でした。今後(ヴォイセズ卒業後)の活動に期待したいです。
バンド編成ですが、ユースが6名交代で参加しており、確りソロパートも担当していました。そして度胸と音量の凄いこと!現役プレイヤーに負けじと演奏しておりました。素晴らしい成長を果たしていると思います。
最後にアンコール演奏を行いましたが、ここでセレクトされた曲は「見上げてごらん夜の星を」。ヴォイセズが歌唱し、ビックバンドがそれを盛り立てます。昨今の悲しい情勢を見て、この選曲をされたとのことでした。
司会は喜瀬ひろしさん。フリーになられていたんですね。さすがの進行でした。
今回のコンサートはビッグバンドでの演奏を堪能するとともに、北海道(札幌)にゆかりのあるジャズプレイヤーの発見の場となりました。札幌でジャズライブを行っているところは多数あり、興味を惹かれるライヴも含まれています。その中に、今回のライヴで演奏していた人が含まれていたならば、思い切って会場に足を運んではいかがでしょうか。ホール演奏とはまた別の「ジャズ」が聴こえてくること間違いなしです。
八雲町からはるばる札幌へ来てよかったと思いました。
余裕が出来たら、ライヴに足を運びたいと思います。