新聞の懸賞で著書が当選して以来、買い求めるようになりました。
こういう分野の本を買うということは、年齢を感じている証拠になります。
漢方的おうち健診 櫻井大典:著 学研 個人蔵
健診とあるように、毎日自分(の顔)を観察して、不調を汲み取りましょうという本。
ただ不調を見逃さないだけでなく、養生の手立ても症状別に記載されています。
本で書かれていると、いつでも見返すことが出来ると思う一方で、中々読み返すことがないです。反面、何かしらの診療等にかかると、不定期ではあっても通うことになるのかなと思います。その違いは何なのかと考えたところ、やはり外部からの指摘なんだと思います。
個人であれこれと憶えておくのは億劫なのだと思っていて、そこで登場するのはその道の専門家になります。頼っていれば間違いはないですし、養生をシンプルに教えてくれます。そこが専門家の強みですね。
本書もそんなプロの空気を漂わせていますので、気になることがあれば書き出すなどして集中的に取り組むことをすればよいです。短期間で良くなるということを考えはせず、中~長期的に継続して、いつしか身体が楽になっていることを目指すことが出来ればいいのかなと感じました。