つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。このたび不定期更新に切り替えました。

令和4年8月の読書感想文⑤ 絶対に死ぬ私たちがこれだけは知っておきたい健康の話 若林理砂:著 ミシマ社

これはもうアレですね。自分が下痢になって長期間生活がままならなかったので、そんな心境の中で購入した本です。

 

 

絶対に死ぬ私たちがこれだけは知っておきたい健康の話 若林理砂:著 ミシマ社

個人蔵

 

若林さんが代表の鍼灸治療室です。

www.asil-llc.info

 

 

こういった健康系の本を読むことはなく、親がどうしただのとない限りは手を伸ばさなかった分野です。ただ自身が自律神経失調症を抱えていたときには、少ないですがあれやこれやと読んでいた記憶が今更ながらに出てきました。

 

ここ最近おすすめと感じるミシマ社からの刊行なので、難しい内容ではないだろうと勝手に推測。その推測はあたりで、かなりわかりやすく「健康」についてお話をしてくれています。何が良くて何が悪い、というような話についても、「どこまでが良くてどこからが悪いか」と、丁寧に記載してくれています。こういった記述を見ると、やっぱりわたしたち現代人は身体を悪くするような生活を知ってか知らずかしてきてるんじゃん、というのがよくわかります。それでいて健康でいたいというのは、という感じです。

 

本の最後のほうには「養生」というコトバが出てきます。

個人としては、調子が悪くなったら養生、というのは、ちょっと都合がよすぎるんじゃないかと感じていました。だから日ごろから養生を心がけていけば、多少は身体の変化にもいい影響を及ぼすのではないかと。そういった期待を含ませてくれる、とてもお勉強になる、健康を目指すことはそんなに重苦しいことではないということを教えてくれた本でした。