今年に入ってから、Eテレの番組を多数見るようになりました。
Eテレは、NHK教育テレビのことを指します。
教育テレビ時代は、それこそ高校野球の中継か、学校の授業でしか視聴しなかったような気がします。
一昨年あたりから民放でもドキュメンタリー番組を視聴するようになったのですが、NHKでもドキュメンタリー番組を放送していることを知り、視聴を始めました。年齢が若いときにはまずもって見ることのなかったジャンルです。この年齢になってはじめて、ドキュメントが持つ「重さ」のようなものを感じつつあります。
NHK総合もですが、ここに来て興味を引く内容の特集を組まれることが多いです。
「NHKなんて見ない!」と主張される方が一定数存在する中で、当方はNHKを良く見ます。それは地方住まいであることと、民放番組に食指が向かなくなってきたという、複数の理由があると思います。
これまではNHKはニュースが中心でした。気象情報や国際大会中継などで視聴する程度のものでしたが、朝ドラや大河、特集やドキュメンタリー等、かゆいところに手が届くような内容を制作しているように感じます。それらのすべてをカバーしているわけではありませんが、こういった内容は多くの思索を与えます。どうやらぼくは、何かの事例を通して、これからのことを「考えて」いきたいようです。
ドラマはどんどん見なくなっていきましたが、ドキュメンタリー関連の番組は見るようになりました。これからの日本も数多くの問題や課題が出てくると思いますし、それを題材にした番組が組まれていくことと思います。自分がその問題に対して解消の一手を取れるかはわかりませんが、そのような内容から時代を感じ、時代に合わせた生き方をしていきたいなと思いました。