日本農業新聞、11月8日の6面、流通・市況2において、「リンゴで内臓脂肪減」という見出しが載りました。
JAながの産のリンゴである「シナノゴールド」で機能性表示食品の届け出が完了したと発表。1日1個このリンゴを食べると内臓脂肪を減らす効果が期待できるとのことだ。
食品派?サプリ派?
栄養は大事で、バランスよく摂取したいと人間は考えています。
それは具体的だったり、ぼんやりだったりと様々ですが、人は結構自分自身に気を遣う場面があると思います。
年齢が高くなると食が細くなり、どうしても栄養が取りにくい環境に。
そんなことを考えていると、サプリメントの広告が目に入ってくるようになります。
サプリメントは主に「何かひとつの心配事(症状)」に対しての改善を手助けするというものが多く、定期購入プランもあります。若いころはとくに必要ないものと考えていましたが、最近ではどうなんだろうと考えるようになってきました。
しかし大前提として、食事を楽しみたい。そのうえで、栄養を摂りたいのです。
サプリで大きくカバーしようとすると、ドツボにはまりそうで怖いのです。
試供品などをいただく機会もあるので飲んでみると、確かに効果のようなものは感じます。しかしいずれは慣れてしまうので、その後が心配です。なので、積極的に買おうとは今のところ思ってはいないのです。
食品の可能性を探る一手を他の地域でも
今回はリンゴですが、リンゴ以外の食品でも、機能性食品としての可能性はあるかもしれません。
今回の件はJAながのと農研機構、長野県の農村工業研究所のタッグによって実現したものです。こういった付加価値は購買者の興味をくすぐると思います。理想は食べて健康になることですから、そういうものを選びがちになるのではと思っています。
特産品は各地に存在します。特産品の価値を更に高めるためにも、様々な試行錯誤と挑戦を、個人として応援したいと思います。