昨日は1日雨でしたが、どうやら夜にはそれが雪に変わったようです。
朝方ですが、うっすらと雪が残っていました。
昨日は午前と午後の一部を牧場作業に費やしてから外回り
今日は1日事務所と建物内の不用品整理を行っていましたが、外にいても中にいても寒いものは寒く、この先が思いやられる感じでいます。
インフルエンザが早々に流行りだしたらしく、この後控えている健康診断に合わせて予防接種を受けようとしたのですが、生憎診断日は予約でいっぱいでした。
寒さに思わず後ずさりしてしまいそうになります。
そんな中、Twitterでとあるテレビ番組の告知を目にしました。
放送は北海道限定なのですが、かつて札幌にあった「くすみ書房」について特集する番組を放送するというものでした。この書店の店主が仕掛けた奇跡には多方面からの注目が集まったことで有名です。しかし大波には勝てず店舗は閉店。店主は故人となっています。
ぼくはこの本屋の存在を知っていたのですが、この本屋があるときにはそんなに通っていませんでした。閉店してから、惜しいことをしたと悔やんでいました。
そんな気持ちを抱えながら、本放送を見ました。
本棚にある、この本のことを思い出しました。
思い出した途端、こみ上げてくるというか、何かが湧き上がる感覚を覚えました。
岩盤を突き破るといったパワーは感じないのですが、とても自然で、とても熱いものでした。
「楽しいことやりたい。いやそうじゃない。何かをやりたいんだ、ぼくは」
明確に何かはわからなかったのですが、本音が少し見えてきました。
今いるこの場所は望んで来たのですが、今までいた場所に後ろ髪をひかれる想いがしていました。半分気持ちがそっちに向いてしまっているという状態です。これでは正直、大けがをしても文句は言えないと思います。
ただ、今いる場所で地道に努力することも大切です。
ガマンすることだって重要です。
何でもかんでも、自分のためにあれやこれやが都合よく楽な道筋を立ててくれるとは限りません。そう願うほど、ベクトルは逆のほうへ向いていきます。不思議とそんなふうに出来ています。
苦労を苦労と感じない人もいたりと、その人それぞれです。
頼ったり祈ったり願ったりしてばかりでは、ダメだということです。
テレビを見ながら抱いた熱さは、かつて弱気で不思議な作用で自分の前途を好転させようと考えていた時のものとは比べものにならないほどの純粋さを持っていました。これこそが「ピュア」なのだと思いました。自分には程遠いものではあると思っていたのですが。
日々色々と後ろ向きなことを考えてしまいます。
が、この熱さだけは忘れない様に、と思いました。
忘れさえしなければ。
「Re:」
を起こすことを目指します。