つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。このたび不定期更新に切り替えました。

ごはんが美味しいことに感謝。

なんてことない話だと思うのですが、

 

札幌在住時よりも、食べ物がおいしいと感じています。

札幌在住時は、それはそれはこだわった食材がお店に並んでおり、美味しいと感じるものばかりでした。

 

いっぽう地方ではそういったこだわりの食材を目にする機会は減ります。

逆に地場産の食材を多く見かけます。

いただきものも格段に増えたのですが、それらのなんと美味しいこと。

札幌で購入していたこだわりの食材にひけを取りません。

 

一体何が違うのだろう?と考える日々です。

ひとつの答えとして、鮮度の違いが出てきます。

あとは何なのでしょうね。

 

 

 

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よく利用させていただいている焼き肉屋さん。

精肉店も併設されているところですが、ランチの種類が豊富です。

年末に挨拶がてら利用させていただきました。

食事は変わらず美味でした。

 

 

八雲町の外食は凝ったものが少ないですが、シンプルなものでもとてもおいしく、十分に満足しています。

八雲町に移住してからは、ファストフードには行かなくなりました。

うどん店は行ってますが、牛丼は行かなくなったなぁ。

外食店の種類は少ないですが、特に不満は感じていません。

 

 

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精肉店で売られている餃子と、お歳暮でいただいた「ジャンボ餃子」、そしてお取り寄せの「ホワイト餃子」で食べ比べ。

横にあるチーズの片方は八雲町で作られているチーズです。

小さなマチですが、生産されている食べものの幅は広いです。

 

このお正月、自宅周辺の天気が安定せず、買い揃えていた食材で食事をしています。

そのどれもが美味しくて、一流のお店にわざわざ行かなくてもいいと思えるほど。

美味しいご飯をいただくことが出来ていることに、ただただ感謝です。

 

 

八雲町に移住して、ほんとうにいただきものが増えました。

家計がリアルに助かっています。買い物にいく回数が減るほどです。

地方とのかかわり方次第にもよりますが、地方での居住も悪くないです。

新型コロナの影響下で地方への移住がクローズアップされていますが、どこに住むにしても、周りとのかかわりかたが重要になってきます。

それは人だけでなく、食べ物も同様ですね。

 

明日でお正月休みも最後となります。

仕事始めに向けて、態勢を整えていこうと思います。

巣ごもり新年。

みなさま、あけましておめでとうございます。

 

本年も、当ブログ「つたわりとどけ。」をどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 

 

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年末に買い物した際、スーパーで塩クジラが売られていましたので購入しました。

写真はお雑煮ですが、道南地方は具材にクジラを入れるそうです。

家人に作っていただきました。

 

お持ちですが日頃お世話になっている飲食店で年末にもちつきを行っており、お手伝いに伺ったところたくさんのお餅をいただきました。現在お餅には困らない状況です(笑)

 

 

本日も住んでいる場所は雪がしんしんと降り続けているため、屋内での作業に終始しました。本日は2階部分廊下の掃除とワックスがけ。お雑煮でお餅をたくさんいただきましたので、多少なりとも運動を行いました。本年はお腹を少しでもへこませます。(笑)

 

 

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実はお正月に合わせて、花咲ガニを購入していました。

きっかけは視聴しているテレビ番組で紹介されていて、Webサイトがあったので確認したところ訳アリ商品がお手頃な価格で出ていましたので、早々に注文。

やっと出番がやってきました。

 

 

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購入先はこちら「杉山水産」になります。

 

本日いただきましたが、普段カニを食べない自分でも美味しく感じました。

(家人曰く、とてもおいしいとのことでした)

 

 

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夕食は花咲ガニと「ほうとう」をいただきました。

そしてお酒は兄弟からのお歳暮で届きました日本酒。

光栄菊のSNOW CRESCENTというお酒で、無濾過生原酒、アルコール14度です。

佐賀県のお酒になっています。

 

 

 

今年のお正月は帰省をせず、自宅で過ごしています。

この状況下なので仕方のないことなのです.

みそかには実家に電話して10分ほど母と会話をしました。

 

そして電話が鳴らない時だからこそと、館内の掃除を行いました。

ゴミも1日で大量に出てしまったので、次回の収集日(来週までなし)までにはかなり溜まることになります。

 

ラジオを聴いたり、購入したオーディオでCDを聴いたり、ゆったりと過ごすことが出来ています。ただ毎日雪が積もっていますので、どんなに遅く起きていたとしても、朝には一度雪かきで起きなければなりません。それが少々辛いところです。

 

 

届いた年賀状を眺め、いろんなことを思いながら、1月1日を過ごしていました。

今年も頑張ります。

この1年、生きたぞ。

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晦日、朝7時30分ごろの景色(自宅兼職場周辺)です。

昨日除雪をしたのですが、一晩で元に戻ってしまいました・・・

 

 

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外に出て降り積もった場所に足を踏み入れてみたところ、なかなかの深さでした。

最低でも20cmは積もっています。

どうやら今日は八雲町の街中でもかなりの積雪があったようです。

 

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玄関前を除雪してみました。

断片を見てみると、けっこうあります。

 

この地で生活する者の宿命、というか、必然の環境です。

 

 

報道でも流れているように、この年末年始は寒波が広範囲でと言われております。

この場所も寒波の影響をモロに受ける場所で、7日間連続で降雪・積雪があったことも。除雪をすることで身体を慣らしていきたいですが、降る量が多すぎるので、その日には筋肉痛になります。

 

 

 

さて職場での仕事を納めをした後ですが、自宅の大掃除を行いました。

そして模様替えも。幾つか家具を別な場所に移動(建物の性質上、部屋が多くある)。

ゴミもたくさん出ました。掃除をした後は、その場所が光り輝いて嬉しそうにしている感覚がありました。

 

日頃はゴミ出しをする場所が固定されていて、中々自宅にまで手が伸びませんでした。

まだ減らせる、とは思っていますが、ここから先は細かい作業になるので、気長にやっていこうと思います。

 

晦日の今日も仕事。

実際は玄関・1階廊下の清掃とワックスがけ。

月末処理がまだ残っていたので締めの作業と在庫確認。

外が雪で身動きが取れなかったため、1日屋内であちこち動いておりました。

 

 

 

嬉しい便り

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実は今日の郵便で、札幌居住時代の友人から小包が届きました。

その友人は八雲町にも遊びに来てくれた方で、その後本州へ移転。しばらく音沙汰がなく気にかけていたのですが、先方からの連絡でひとつの緊張がほぐれました。

 

荷物の中には自家栽培のお米も入っており、とてもありがたい便りになりました。

写真は渋柿で、だいぶ柔らかくなってきたので、写真のようにへたの部分をカットし、スプーンで食べてくださいとのことでしたので、その指示通りにいただいてみました。

果物の甘さはまた格別です。本当にありがとうございます。今度はこちらから元気な便りを届けようと思います。

 

 

 

何と言われようと、生きたぞ、この1年

 

今年は新型コロナウイルスに振り回された1年でした。

ある時期から「自分もその時を覚悟」するようになったと同時に、自身の身体を信じるようになりました。

 

仕事としては2年目で、1年目を踏まえた展開を・・・と思っていたのですが、また違う面で1から学ぶという展開になりました。ジレンマやフラストレーションを溜めながら毎日を過ごした日々は、牛に癒された日々でもありました。

 

この年末で数々の書類を整理しました。

よくもまぁこんなに出てくるなというほど、わずかなスペースから書類が出てきます。

その中には札幌時代にかなりお世話になった集まりから、今思えばなんでこんなに暑くなっていたんだろうと思える出来事まで様々で、それは同時に自分の個人事業主時代に重なり、今の境遇を想うと「恵まれている」と感謝しきりでした。

 

自分で仕事をして稼ぐ、と決めて数年間活動したのですが、いろんなものが不足しており、事業を停止(というほどのものではないけど)して勤め人に戻りました。その後八雲町に職を得て移住し、その後縁があってこの場所に住みながら働いています。果たして世間はフリーランス個人事業主をどのように見ているのか、正直わかりません。また経営者をどのように見ているのかもわかりません。どちらの立場であっても、尊敬されることもあるでしょうし、不信しか集めないこともあると思います。どちらがこれからの時代、ホットなのかは、「仕事の内容×人」なので、どちらもホットであり、どちらもそうではないと言えると思います。勤め人に向いている方もいれば、個人で働くことに長けている人もいます。決してどちらかが終わっているということは決してありません。

 

僕自身、決して聖人君子のような良い人ではなく、何度も引き合いに出していますが、

 

「死ねばいいのに」

 

と、当時の職場の後輩に言われるほどのクズであります。

 

自分でもどうしてこうなるのだろうと反省していますが、その時はもう戻ることはありません。今でも続く悪い癖といった、中々修正されないことは、どううまく付き合っていけばいいのかなど、これからの自分に痛い傷を与えないようにするにはどうすればいいのだろうと、一人考え込むことがあります。これまた過去のことですが、お金がある人に愛を捧げるからと言われたりしました。お金が正義だというひとつの事実を認めたくなくて、お金に頼らない生き方を考えるようになりました。そのほか長期間にわたり、精神世界のあれこれを学び、実践したりもしています。皮肉なことですが、現在のところの結果、そのお金をある程度蓄えることが出来る環境に落ち着き、固定費も住環境の恩恵で抑えることが叶い、年収以上のものを手にすることが出来ました。反面、その住環境は市街地から離れた郊外で、近隣の住宅は数km先。建築物はあれど、自然のど真ん中での生活を実現させることが出来ました。これを以前は「引き寄せた」と表現していましたが、今は「招かれた」といったほうが的確なような気がしています。

 

現在はそれらを覆す環境にこの身を置かせていただいております。

ケガや病気もなく、また1年を過ごすことが出来ました。

わたしを嫌っている人にとっては、残念な1年になったと思っています (笑)

 

とはいえ、離れた人たちが今どうしているかを知ることはありません。

札幌の街中を歩いていたって、すれ違うなんて皆無です。

それくらい、もう、離れてしまうと可能性すらも失います。

 

よく人生の選択、と言われますが、どちらが正解、または間違いということはないのではないかと思うようになりました。そのどちらにもストーリー展開があり、その人の持ち合わせているものの条件によって選択肢が決まる。選んだ先のことは、その人にとって必要なお話がやってくる。おおよそそんなイメージです。なので、それがダメだったらそこで終わり、にはならないのです。そう考えると、大きなことがなければそうそう「終わってる」ことにはならないかもしれません。もし終わっているものを持っていたとしても、時流の報せで嫌でもわかるタイミングが来ます。何をどうやっても終わるときは終わるし、終わらないときは細くなっても終わらない。そんなものだと思います。そう簡単に断言できるほどかんたんな仕組みではないですよ。

 

 

 

次の1年も生きる。

 

過去にはもう「生きている意味がわからない」状態にまで落ち込みましたが、現在は前向きな欲が出てきています。健康に留意しなければならない状況は続きますが、年齢の積み重ねをカバーできるような自分をセットアップしたいな、と思っています。それが町のため、地域のためになればいいかなと。事故やケガにも注意して、健康を維持し、また頼られる自分を目指していきます。

 

 

 

 

 

1年の御礼

 

本年も当ブログをご覧いただき、まことにありがとうございました。

あまり統一性がないブログになってしまっていますが、ご覧いただいているという実感があるのが一番嬉しいです。

当初はやれアクセス数、やれ読者登録数と数をばかりを追っていましたが、個人事業をやめてからは気にしなくなりました。今は続けられるところまでやってみようという気持ちでおります。

 

来年も毎日更新できるよう、鍛錬を積み重ねて参ります。

よいお年を。

令和2年12月の読書感想文⑤ 愛されなくても別に 武田綾乃:著 講談社

タイトルが目に留まり、帯を見て購入した本になります。

帯にもある通り、テレビアニメーションにもなった「響け!ユーフォニアム」の著者による作品です。

 

 

なおこちらの本は、北海道砂川市にあります「いわた書店」にて購入しております。

 

 

maruyamabase.hatenablog.jp

 

 

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愛されなくても別に 武田綾乃:著 講談社 個人蔵(砂川市いわた書店にて自選書)

 

 

帯の裏に衝撃的なひとことが書かれています。

「愛情は、すべてを帳消しにできる魔法なんかじゃない。」

 

これはいったい何を意味するのだろうと読み進めました。

 

 

 

主な登場人物は3人で、舞台は主人公が通う大学と、バイト先のコンビニを中心に話が進んでいきます。ちなみにこの本は3章からなる作品で、短編集とも、長編ともとれる構成になっております。

 

主軸となる登場人物(いずれも女性)は、ありがちなものと、その人特有の悩みや背景を抱えています。その設定や展開が秀逸で、かなり読み込ませてくれます。帯の裏に「本当に面白かった・・・」というコメントがあったのですが、話の内容が痛快とか爽快という雰囲気をはらんでおらず、面白さとは何なのだろうと考えてしまいました。

 

 

この作品が問いかけているものは

 

「愛」とはいったい何でしょうか?

「居場所(または友達)」とはいったいなんでしょうか?

「自我」とはいったいなんでしょうか?

 

になっていて、これは読んでいて考えさせられました。

登場人物は決して恵まれた環境にはおらず、それぞれの課題でもがいています。

どうにかして脱却する場所を、キャンパスライフに託していたのではないか、と思わせる流れを感じます。

 

これが自分の思う予定通りであればいいのですが、この世界には必ず他者が関わります。そうなりますと、その予定は大体変更になります。

 

 

他者からの横やりによる強制変更を経験しながらも、いつしかお酒が飲める年齢になっていき、前しか見ることのできなかったときから少し冷静さを手に入れます。そこから生まれるものはエゴなのかもしれませんが、そうではないかもしれません。彼女たちが抱える悩みや伏せていた事実は、世代の関係はないように思いました。移住した身の人間にとって、何かからの脱却も、伏せている事実も少なからずあります。あがきながら生まれてきた自我はどのような展開を生むのか、この作品同様先が楽しみだなと感じさせます。

 

この作品は間違いなく会心の作で、自身にも投影しながら考えることのできる作品です。

ユーフォの原作は読んだことがないので、こちらも読んでみたいなと思いました。

この1年振り返り。

本年もあと数日となりました。

 

 

年始はあれこれと考えておりましたが、大きく行程が外れてしまいました。

 

とはいえ、日常は遠慮なくやってきて、それを何とかこなしてきました。

 

 

細心の注意を払いながらも、10月は北海道内をざっくりぐるっと回り、2.000kmの移動を行っています。

 

 

ここ数年ですが、とある方に1年の流れというものを見ていただいております。

とはいっても抽選ありのものなので、お願いできないときもあります。現在のところはここ3・4年連続してお願い出来ており、定期的に見返すように心がけています。

 

 

ではどんなのかと言いますと、

 

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こういった内容になります。

 

 

例年「言霊」として募集が行われており、縁があって応募できる条件を満たしていたため、幸いにも権利を得ることが出来、こうしてメッセージカードとして年始にいただいております。

 

いまこうして見返していますと、「ああ、これか~」といえる特段のことはなかったのですが、10月には気力体力が充実して~とあるように、この時期に合わせて自家用車での長距離旅に出ました。開運場所として「ドライブ先」があったことは忘れていましたが、短時間でしか立ち寄ることが出来なかった場所に大きな発見をしたのも事実で、とてもいい経験になりました。

 

今年は新しいことを始めようにも始めることが出来なかった1年でした。

そのため、来年からの1年に対し、何か新しいことを持たなければと考えるようになっています。どこかで「変化を起こさないと」とは、考えていたようです。

 

このカードの通りに生きていくことが出来たわけではなく、喜怒哀楽大爆発の毎日でした。開運場所の中に「職場」とありますが、ぼくの場合、職場はイコール「自宅」でもあり、なかなか理解に苦しむところがあります。

 

このカードをもとに振り返ると、今年の象徴となった「新型コロナ」は、変化を自然体で受けるための課題であったように思います。順応していかなければならないのは毎日の生活はもちろん、世間には仕事や学業など様々あります。自分に求められたのは柔軟さではなかったのかな、と思っています。

 

 

将来の計画、と言われると、自分には何が当てはまるんだろうとこの1年ずっと考えていました。

 

現実的な話になると、将来の貯えとか、保険の加入とか (笑)

資格取得も含まれます。仕事もできることの幅を広げなければという危機感も。

そのほか趣味の部分でも、この場所ならではという特性を活かしたものに変容させていければとぼんやり思っています。

 

 

 

来年はどんな1年にしたいか

 

まずは健康で過ごすこと。ありきたりなことですが、最重要項目になりました。

仕事では無理にでも領域を広げること。地方ではなんでもこなすのがデフォルトです。

趣味は続けること。そうすればある程度の水準までは向上することが可能です。

そのほか、地域とのつながりを強めるための要素をひとつ持つこと。

 

肝に銘じて、2021年を迎えたいと思います。

MORIHICO.の珈琲豆感想【森の雫】

本日、無事に仕事納めとなりました。

 

やるべきことは山積していますが、大きなケガ・事故もなく。

新型コロナの脅威はありますが、かといってびびっているわけにもいきません。

無病息災を祈りつつ、穏やかな年末年始を迎えたいなと思います。

 

 

 

さて、先週の話ですが、上長から「珈琲飲みたい」というリクエストを受けたので、ハンドドリップ(手淹れ)で提供するということを日記に書きました。

 

 

maruyamabase.hatenablog.jp

 

 

本年は行事らしい行事も行うことが出来ず、人の往来ですら一度は考えるという事態になりました。その中でも必要最低限のやりとりは発生するのですが、会議が終わった後でお茶にする時間を設け(忘年会などの代替えとして)ました。そのときの飲み物で珈琲を出したのです。

 

 

使用した豆ですが、こちらをセレクトしました。

 

 

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森の雫です。

 

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裏面はこのような表示になっております。

 

状態は豆のままを選んでおります。

 

 

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かなり使用してしまったので豆が少し遠い場所にありますが、フレンチローストに近い、濃い色をしていました。

 

 

実際に提供したときですが、合計3リットル分の珈琲を手淹れしております。

そのため短時間でのドリップは無理なため、まず事前に3リットル分淹れ、それを大きなやかんにすべて移し、その後とろ火で再加熱し、沸騰する手前の状態でお出ししました。コーヒーカップは陶器製のためそのままでは冷たかったので、提供前にお湯で温めてから珈琲を注いでいます。

 

実際に使用した珈琲豆の量ですが、約250gといったところでした。

(手元にあった量は400gです)

 

お茶会の場には少し遅れて入りましたが、上長より「どこの豆?」と聞かれたので「札幌に森彦という、札幌を代表する喫茶店があり、そこの豆を使いました」とお答えしています。上長もどうやら気に入ったようでした。

 

 

 

こちらの味ですが、煎りかたとしてはかなり深いほうだと思います。

ドリップしているときはとくに深煎りらしいアロマを漂わせます。

飲んだ感想なのですが、最初のひとくちをすすると「深い!」と思ってしまいます。が、決して苦くはないのです。その深さが瞬時にまろやかになり、食道に余韻を残していきます。味の印象ですが、苦さを感じさせないチョコレート(甘さはありません)のようなものでした。あと深い豆ではありますが、飲み辛くはないと思います。ミルクなどを入れても美味しいと思います。自分はもっぱらブラックなんですが。

 

今年は特になんですが、方々から豆を購入していました。

ドリップを含めるとかなりの量になっています。

MORIHICO.の福袋もまだ半分も消費していません。

嬉しい悲鳴ではあります。

 

 

 

maruyamabase.hatenablog.jp

 

 

お水を飲むなどして健康に気を遣わなくてはなりませんが、これはやめられない。

また、新しい豆の封を開けましたら、感想を書きたいと思います。

整理棚からひとつかみ。 ジャズ編 その223

Tokyo Blue

 

Ulf Wakenius Group

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SOL SC-0002

 

1.Tokyo Blue
2.Smile
3.Toronto 2PM
4.Blame It On My Youth
5.At Long Last Love
6.What Are You Doing The Rest Of Your Life
7.Nuage
8.Buenos Aires
9.The New World
10.Love Theme From Spartacus


Recorded at Sun Studio AS in Copenhagen,Denmark on January 8 & 9,2003


Ulf Wakenius Group

Ulf Wakenius(g)
Moten Lund(dr)
Carsten Dahl(p)
Yasuhito Mori(b)

ウルフ・ワケーニウスの日本デビューアルバム。
のっけから飛ばしています。わしづかみです。
オスカー・ピーターソンとの共演で注目を集めた
プレイヤーが、日本で活躍の場を得ることになりました。
ベースに日本人の森泰人さんがいらっしゃいますが、
スパイス・オブ・ライフというレーベルにおいて、彼は
なくてはならないプレイヤーの1人になっています。
北欧を思わせるムードなメロディが、何とも心地よい作品です。

【詩】ことばひとつ

ねぇ そのことばは誰に向けられているの

 

ねぇ そのことばは何のために発しているの

 

ねぇ そのことばの目的は一体何なの

 

ねぇ そのことばに利益はあるの

 

 

 

 

ことばは誰もが持っていて平等に扱うことのできるツールでありコンテンツであったのだが

 

時代が加速するにつれ 生業にする人が増え それを武器にする人も増えていった

 

ことばとそのほかの何かを掛け合わせた錬金術で聴衆を魅了する人もいれば

 

拳をあげさせる言動で反応するための理由づくりに執心する人もいる

 

ことばはあたたかく 時には人の心をも救う昔からの技術だとばかり思っていたけど

 

どうやら世間は自分の利益を追求するためだけのものにしたいと考えているようだ

 

そのことばに 何が詰まっているのだろうか

 

 

 

 

 

言いたくても言えず、却って逆のことを言ってしまう

 

素直なことばがいえない頃は、真逆のことばかり言っていた

 

そうして素直になるタイミングを失ったまま大人になって

 

真実を隠したまま存在感をひそめ続ける

 

本心ではもうどうなってもいいやという気持ちで打ち明けたかったのだけど

 

どうせから始まる自己否定感と

 

不特定多数からの勝手な分析が

 

この足をいつの間にか石にしてしまった

 

 

 

だからもう

 

あのことばひとつすらそばで言うことはできなくなった

 

 

 

ことばは自由だけど自由ではなく

 

権利でもあれば権利ではない

 

ことばは武器であって武器ではなく

 

癒しの魔法であって魔法ではない

 

そのことばひとつが多かったり少なかったりで

 

いろんな争いも起きれば出逢いも生む

 

大切なことはことばがどうとかではなく

 

ことばをあやつり発する人の哲学にかかっている

 

 

 

 

きよしこの夜に悲しいことばをサンタクロースにはかけたくない

 

そんなことばかりしているとついには見放されてしまうから

 

 

だからといってぼくは立ち向かうわけではないけれど

 

出来ることはその人からことばを遠ざけることしかない

 

 

 

いまのこの世の中に数多の争いを招いたのは紛れもないわたしたち

 

だとしたらそれらを小さくしていくことができるのもわたしたち

 

わたしたちは弱いけど

 

何かのためにはこの世でいちばん強くなれることを知っている

 

 

 

ことばひとつたずさえて

 

ここからまた歩いてゆく