評価と目標の話。
昨晩は多くのかたがひとつの会場に視線を向けていたと思います。
ワールドカップロシア大会のグループリーグ、日本vsポーランド。
この結果次第で、決勝トーナメントに進出できるかどうかが分かれてしまいます。
ぼくもリアルタイムで試合を観戦。
しかし前半途中で突如テレビが視聴できなくなるというトラブルに見舞われました。
(この症状は10分ほど続いたあと、回復しました。原因不明)
聞けば同僚の自宅でもテレビの視聴が途中から出来なくなったということ。
どうやら個人ではなく、八雲町内でそのような状況が起きていたようでした。
これはひょっとしたら「満月」の影響なのかもしれませんね。
話を戻しまして。
試合の結果は、日本が負けました。
しかしながら、得失点差とフェアプレーの差により、僅差で日本が決勝トーナメントへの進出を決めました。
きょうのメディアは終始後半の日本の戦術について議論が交わされていたと認識しています。その戦術に賛否が分かれていることも。これは日本では初めての出来事だったようで、収束するには少し時間がかかるかもしれません。
ここからが個人の意見なのですが、にわかサッカーファンとして今回の状況に直面して感じたことを書いてきますと、昨日の試合で日本がとった戦術に関しては賛成の立場です。その理由ですが
「またサッカーができる」
というところが大部分(もしくはそのほとんど)を占めているのではないかと思ったからです。
このような方法までとって次の試合に臨むのは・・・という辛口な意見もあったようなのですが、当のプレイヤーからしてみると、目標は「優勝」であるはずなので、次の試合があることの歓びを感じているのではないかと思うのです。そのためには「やるべきことをやる」というのが、共通の見解であったように思います。もう1試合できるなら、決勝まで進めていくことができるならと仮定した場合、必要な手立てを打つのはごく自然なことなのではないかと考えています。
散々考えた挙句に出てきた結論がコレです。
専門家や現役選手からは、もっと理解できる解説がされていることと思いますので、ぼくもその見解を読んで今回の背景をもっと勉強したいと思います。
そして今回の戦術を観てふと考えたことは
あの2人ならどう評価するのだろうか?
ということでした。
あの2人とは誰なのか?というところですが、架空の人物なのです。
しかし、その存在感は強烈です。
ひとりは「ラインハルト・フォン・ローエングラム」。
もうひとりは「ヤン・ウェンリー」。
いずれもSF小説の名作「銀河英雄伝説」に出てくるキャラクターです。
この2人がこの状況を目にしたならば、片方はその戦術を推し、もう片方はその戦術を酷評したのではないだろうか。そのように考えてしまうのです。
こんな風に置き換えるのも失礼な話なのかもしれませんが、今回のような出来事を「自分が好きなキャラクター」がどのように判断するだろうかというのが、ふと気になった次第です。
ちなみに、今回のような出来事、過去のワールドカップにおいて、日本以外の出場国では起きていないのだろうか?と素朴に疑問を抱いてしまいました。
もし、過去に例があったなら、その例に触れてみることも大事なのかもしれませんね。
何にせよ、日本代表は次の試合に進みます。
次回も全力で応援したいと思います。
※明日明後日と不在にするため、整理棚からひとつかみを掲載いたします。ご了承ください。