もはや曇りではなく霧。
北海道二海郡八雲町。
その由来は古来の歌に込められた一節からつけられたものという話がありますけど、裏の由来としては「1週間に8日曇る」という何とも自虐的なものがあります。
実際、住んでいる場所では連続して太陽の光を浴びていないのです。
これが街中など、場所を移すと天気が大幅に変わることがあります。
季節では夏といっていいほど(本州では梅雨入り・梅雨明けと言っているし)なのですが、ぼくが居る場所はなんだか別世界のようです。
だって、半袖だと寒い日がありますから 笑。
昨年と比べますと、圧倒的に「肌寒い」時間が長いことを感じています。
それは同じ町内でも高低差のあるところに住みますと、このようになるのだと実感しています。車で20分近く走れば海も見えるのですが、天気は天地の差ほど違うことがあります。
現状、最近の天気は「霧」であることが多く、現地の方は「霧」とは言わず「じり」と呼ぶそうです。ここに就職してわかったことですが、霧がじりじりと地表を伝って広がっていくさまを何度か見たことがあり、霧の深さ、または濃さから「じり」と呼んでいるのかなとも思っています。ただ確かなことは確認していませんので、多少の勉強は必要のようです。まぁ牛は過ごしやすい気候らしく、のんびりゆったりとしていますが。
幻想的な風景に癒されながらも、たまには太陽さんの陽射しが欲しいと強く思うのです。
だって、人間も光合成したいですもん。
望んでこの場所に来たから仕方ないのですが、ここまで天候に偏りがあるとは思いませんでした。このままですと、半袖で1日を過ごすことが出来るのは果たしていつになることでしょうか。気がついたら雪がちらついているかも・・・
(冗談のような本気の話です)
先ほど下界で会食をしてきたのですが、本日は八雲の街中もガスってるようです。お店を出た頃には雨に変わっていました。明日もこんな天気のようです。じめじめしていると、気分も下向きになってしまいがちですが、どこかで刺激を得て、考え方の方向転換をしなくてはなりません。だって下を向いていても、何も変わらないですから。
気持ちを切り替えて、明日からも必死でやっていこうと思います。