ただ、疲れてるんだよ。
自分がこの場所に来ていることを知っている人に出会うと、季節ごとに決まって調子はどうか、といったようなことを聞かれます。それはもう挨拶のようなものですが、今日は言うはずじゃなかったのについ弱音ばかりを吐いてしまいました。話相手の人も少し困ったようでした。
そんなことを言うつもりはなかったのですが、つい口に出てしまうということは。
やっぱり疲れているんだと思います。
いや、誰もが疲れている状態です。なかなか疲れが抜けることはなくなってきました。
言えることは、初めての疲れを経験し、それが抜けずに蓄積されているということ。
じわりと、心身に蝕んできていることを自覚しました。
疲れている、または落ちているときの励ましほど、実は困ってしまうのかもしれません。
届く場合とまったく届かない場合が、あるからです。
ぼくはどのように映ったのでしょうか。
届くというよりかは、どこかで気づきたいと思いました。
ヒゲもぼうぼうで(大汗)、動かす身体が重たくて、どうにも眠気が抜けなくて、弱音を吐き下を向いてしまう。
疲れって、人を鎖で拘束してしまうようなものなのかなと思いました。
いつまでも、言われない様にしないと。
でないと、戻れなくなる。
そうしないと、もうあなたの前には。
夏場よりも明るい夜を見渡しながら、そんな反省をしていました。