お正月休み中に読んだ本なのですが、砂川市にあるいわた書店を訪れて自選書した際、唯一入れたコミックです。オノ・ナツメさんの名前で説得力を感じました。
どこかでだれかも食べている オノ・ナツメ:著 文藝春秋 個人蔵
北海道砂川市・いわた書店にて自選書した一冊
そのときのお話はコチラ
とても、「食べる」ことに対して考えている時期がありまして(それは今も)、こういうのもいいかなと思って手に取りました。
内容は長編ではなくショートで、数ページで1話が終わります。そのため多くのシーン、多くの食べ物が出てきて、環境も形成されてきます。うなずける話もあれば、羨ましいと思う話もあり、気がつけばかなり時間をかけて読んでいました。
昨今は「食べる」系のコミックが増えたように思います。とてもいいことだと思ってます。自分が幼少のころは、「ミスター味っ子」や「美味しんぼ」、そして「クッキングパパ」ぐらいしかありませんでした。今はほんとうに豊富なジャンルで出てきてくれるようになりました。
食べることは切っても切れないものです。
だったら食べることをもっと楽しく、やさしくしていきたいなと思わせる作品でした。