つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。このたび不定期更新に切り替えました。

令和4年2月の読書感想文⑪ 銀河鉄道の星 宮沢賢治:原作 後藤正文:編 牡丹靖佳:絵 ミシマ社

ずっと読みたかった本だったのですが、これまで運悪く手に入りませんでした。

その後しばらく忘れていたのですがふと思い出し、このほど入手することができました。

 

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銀河鉄道の星 宮沢賢治:原作 後藤正文:編 牡丹靖佳:絵 ミシマ社 個人蔵

 

ASIAN KUNG-FU GENERATIONのヴォーカル&ギター担当の後藤正文さんが本書に収録されている「銀河鉄道の夜」「よだかの星」「双子の星」を現代風にリミックスしたものになります。

 

宮沢賢治の作品はその昔、角川文庫で全作品出たことがあり、それをまとめ買いしたことがあります。その後手放しましたが、改めて手に取りたいと思いました。

 

特に、「よだかの星」。

現代がどんどん、混沌としていく中で、この作品は、以前よりも深く深く染みてきます。よだかのような、悲しい存在が1日でも早く、なくなればと思います。