つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。このたび不定期更新に切り替えました。

令和4年8月の読書感想文⑭ ONCE 谷川俊太郎:著 集英社文庫

かなーり昔に読んだ記憶がありました(手に取ってわかった)。

 

ONCE 私の20歳代 1950-1959 谷川俊太郎:著 集英社文庫 個人蔵

 

巻末を確認すると、単行本の文庫化にあたり再構成されたものとありました。

アンソロジーと裏表紙にありましたが、意味を確認するとその中に「同一作家による作品集」とあったので、なるほどと思いました。

 

谷川俊太郎の1950年代、20歳代の記録と軌跡が垣間見える作品となっています。

詩はもちろんのこと、写真付きの日記や歌など、多彩な記録を残しています。

ぼくの20歳代は1996年から2006年まででした。このころは何をしていたのか、今ではもうわかりません。

 

記録を残すのは苦手で下手なのですが、こういった形で記録を見てみると、残すっていいなあと思うのです。今ではこのブログが残すことのひとつになっていて、大したものではないけれど、ちょいちょいこれだけは書けるだけ書こうと思うようになっています。

 

ぼくが触れる詩は谷川さんのものが大半です。

ここ数年でやっと、他の詩人さんを知るようになりました。

これからの数年、数十年も、いろんなことを知り、そして残す時間にしたいと思います。