つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。

日常のなかにあるもの。

休日の朝も、いつもの時間に目覚めます。

 

 

 

休日くらいゆっくり寝かせて欲しいとアタマでは思いつつも、カラダのほうはしっかりと時間通りに目覚めさせてくれるようです(笑)

 

早く目覚めたら、北海道神宮に行こうと思っていましたので、肌寒い朝ではありましたが暖かい恰好をして1時間ほど外出してきました。

 

  

神宮の境内にはもう落ち葉がたくさん見えており、秋の気配を充分に感じ取ることが出来ました。静かな空間、ひんやりだけではない、何かを含んだ空気がとても心地よく感じました。ちょうどこの日は禊(みそぎ)を行っていたようで、肚から出した声が参道の遠くまで聴こえてきていました。

 

 

 

参拝を済ませた後も、禊の声は続いていましたので、近くのベンチに腰掛け、しばらくのあいだ聞き入っていました。聴いていて思ったのは、とても心地いいのです。声は大きいのです。大声です(笑)しかし、その声に込められているものそのものが違うことに気がつきました。それだけ「腹(肚)」は大事だということだと、改めて学びました。

 

遠くからお礼を言い、少し足を延ばして境内にある梅林へ。

ちょうど陽も射しており、風もほぼない状態でしたので、ベンチに腰かけて数分間瞑想を行いました。

 

 

外での瞑想は、憧れと言いますか(笑)、何となく瞑想をする人のイメージとして大自然の中で行っているような映像を思い浮かべます。が、実際は外での瞑想ほど、難しいものはないのではと思っています。それに比べると室内のほうが、集中しやすい環境にあります。慣れれば問題はないかもしれませんが、慣れないうちは室内で行うほうがいいかもしれないです。

 

 

 

ベンチには陽が当たっており、トンボがたくさん飛んでいました。その中で数分間瞑想を行いましたが、目を瞑っているあいだは、ただただ太陽のあたたかさ、空気の冷たさを感じていました。もちろん、トンボの羽音は聴こえていましたが、不思議と気にはなりませんでした。

 

 

 

瞑想後。

目を開け、身体を伸ばした瞬間に、少し強めの風が吹きました。

それまでは、風はなかったか、微風程度のものでした。

手前味噌ですが、ああ、終わるのを待っててくれたんだなと受け取るようにしました。

 

 

その後、円山公園に出て、そのまま近くにあるスターバックスへ。

そこで軽い朝食をいただきました。

 

ぼくが頼む珈琲はほぼブラックなのですが、スタバはだいたい2種類の豆をドリンク用に用意しています。この日はアニバーサリーブレンドがありましたので、懐かしいなと思いながらそれを頼むことにしました。そうしましたらちょうど珈琲が切れていたようで(笑)、出来上がりまで少し待つことになりました。

 

そのあいだ、試飲用の珈琲を2杯分(その日のもうひとつの豆はコロンビアでした)提供してくださり、少し得したような気分で2階席へ。程なくして注文した珈琲も届きましたので、シンプルではあるものの、少し贅沢な時間を過ごすことが出来ました。

 

 

 

ここで改めて感じましたことは、日常のありがたみでした。

 

 

ごく当たり前のことだと思うのですが、どうしても慣れが出てきてしまいますと、そういった面が薄くなってしまいます。そしてついには忘れてしまうということもあります。散歩ができること、太陽のあたたかさや空気の冷たさを感じることができること、音を聴くことができること、食べ物・飲み物をいただくことができること、挨拶や会話ができること、そして今生きていること。それらすべてが、ありがたいと思いました。ほんとうに、感謝しかないと思った瞬間でした。

 

 

 

スタバの店員さんとも少し話をしました。珈琲の感想や、ちょっとしたスタバ愛(笑)を語り、ほんの短いあいだでしたが、楽しく過ごすことが出来ました。そういったことを含めて億劫と思うことがないところが、自分にとっては大きな救いだと思っています。

 

 

 

仕事は、毎日必死です。

まだまだ、追いついていない部分があります。

もっと時間があったならと、いつも思ってしまいます。

 

そんなことを考えながら

「ここで居場所を作るんだ」という強い気持ちを以て臨んでいます。

あれこれと細かく考えてしまいがちなこともありますが、基本は「やるべきことをやる」、そして「何としても居場所を作る」なのです。

 

 

 

これから本格的に繁忙期を迎える仕事です。入念な準備は絶対に必要です。

適度な緊張感と、集中力で、乗り切っていきます。

 

 

 

 

 

 

 

きょうまでに読んだ本


降参(サレンダー)のススメ 阿部敏郎 雲黒斎 ソフトバンククリエイティブ (278)
新版 家を買いたくなったら 長谷川高 WAVE出版 (279)
無花果の森 小池真理子 新潮文庫 (280)
北海道事始め NHK北海道本部編 楡書房 (281)
街場の共同体論 内田樹 潮出版社 (282)
東京千夜 石井光太 徳間書店 (283)
スウィングしなけりゃ意味がない 佐藤亜紀 角川書店 (284)
ソトコト 2017年10月号 木楽舎 (285)
団地で暮らそう! 長野まゆみ 毎日新聞社 (286)
新編集 くちぶえカタログ 松浦弥太郎 静山社文庫 (287)
さっぽろの昔話 明治編 上 河野常吉 編 みやま書房 (288)
利他学 小田亮 新潮選書 (289)
森に願いを 乾ルカ 実業之日本社 (290)
ガラクタを捨てれば、人生はすべてうまくいく! 竹内清文 PHP文庫 (291)
ホテル・モーリス 森昌麿 講談社 (292)
宇宙一美しい奇跡の数式 0=∞=1 ノ・ジェス きこ書房 (293)
キミトピア 舞城王太郎 新潮社 (294)
限りなき夜明け 高城高 寿郎社 (295)

 

 

 

 

 

 

 

 

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