つたわりとどけ。

日常と非日常のはざまから、伝え、届けたいことを個人で探求し、実践します。このたび不定期更新に切り替えました。

令和2年7月の読書感想文② ページをめくるとジャズが聞こえる 村井康司《ジャズと文学》の評論集 The Jazz You Read 村井康司:著 シンコー・ミュージック

ジャズを好んで聴きますので、ときおりですがジャズ関連の著書にも目を通します。

 

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ページをめくるとジャズが聞こえる 村井康司《ジャズと文学》の評論集 

The Jazz You Read 村井康司:著 シンコー・ミュージック

八雲町立図書館蔵

 

 著者の方は函館市生まれ。

どうやら現在も函館在住のようです。

文中には、函館にあった(もしくはある)ジャズ喫茶についても少し触れられています。

 

八雲町にもかつてファンの間で親しまれたジャズ喫茶があります。

今はママがひとりで切り盛りしていますが、リクエストをしますと聞かせてくれます。

 

さて。

この本は小説やエッセイ、書評や評論家が著述した本についてまとめられています。

ジャズの本、となりますと、実は結構幅が広いように思います。

真っ先に思いつくのは評論の類なのですが、その次に来るのは自伝ですかね。

プレイヤーも数多にいることから、奥が深いと思わせてくれるジャンルになります。

それはクラシックも同様なのだと思いますが、どうやら自分はジャズが性に合っているようです。

 

この本のページをめくって、出会った文章を手掛かりに次の本に手を伸ばしてもいいと思える本だと思います。それだけジャズの奥ゆかしさ、魅力というものを、しっかりと伝えられているような気がします。

 

よい本を読んだ、と思いました。